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2022年04月13日

ナチョ、レアルでは「決して諦めないことを叩き込まれた」

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 マウント、リュディガー、そしてヴェルナー。初戦の勝利で盤石かと思われていたレアル・マドリードのCL準決勝進出だったのだが、その本拠地ベルナベウで終盤にリードを奪っていたのはむしろ、アウェイのチェルシーFCの方だった。だがそれでも「0−3でリードを許してもファンの皆さんが支え続け、後押ししてくれた」とモドリッチ。対戦をタイに戻すゴールを決めたジョーカー、ロドリゴへの賞賛のみならず、「素晴らしい変化」をもたらしたアンチェロッティ監督がもつ豊富な経験も「重要な役割を果たしていた」と振り返っている。

 ナチョはここレアル・マドリードで、幼い頃から「決して諦めないこと」を叩き込まれてきたと述べており、そのレアルのファンたちが集うここベルナベウで「この日の夜のようなことを経験するたびに、鳥肌が立つものだよ」とコメント。そして「最後まで持ち堪える」というクラブのDNAが「見事なチェルシーの3得点」によって呼び起こされ、「難敵」相手に反撃。その後押しをカリム・ベンゼマが、今回の対決4得点目となる決勝ゴールを決めて勝負有り。レアル・マドリードが昨年のリベンジを果たして4強入りを決めている。


 試合後、トゥヘル監督は延長戦において、リュディガーに対するプレーがファウルとならないなど、審判に対する鬱憤がたまっていたようで、「試合後に挨拶にいったら、彼はアンチェロッティ監督と大声で笑い合っていた。チームが全身全霊を尽くして126分間を戦った、その終了の笛の後にそういったことをするのは、間違ったタイミングではないかね」とコメント。

 ただ選手たちには、アビラヒモヴィッチ氏を巡る騒動の中で「素晴らしいパフォーマンス」と賛辞を送り、1986年のマンU以来となる、イギリス勢でのベルナベウでの3得点に胸を張った。「本来は4得点を決めていたが、1つは認められなかった。ただ余計なミスもあったし、非常に不運なところもあったね」と述べ、またリュディガーは「よかったのは、僕たちが決して諦めなかったこと。でもミスをおかせばその代償は支払うことにもなる」とも付け加えた。
  

 一方でアンチェロッティ監督は、一時は0−3とされるなど「得点への貪欲さが欠けていた。0−2とされて心理的なスランプに陥った」と説明。「ただここのスタジアムの魔法が選手たちを諦めさせなかった」と述べ、「説明は難しいがこの魔法は我々の助けとなってくれる。そのおかげで準決勝進出の力をさらに得ることができた」と振り返って、延長戦にもつれこませたロドリゴに「これまでにも何度も違いを生み出してきた」と賛辞。「誰も我々がCL優勝を果たせないなんて言わないだろう。その姿を我々は示した」と胸を張っている。
  


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