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2022年04月20日

マンU、「6年先行く」「レベルが違う」リヴァプールに再び完敗

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 プレミアリーグ伝統の一戦、リヴァプールとの一戦を前にしてTV解説者を務めたマンチェスターUのOB、ゲイリー・ネビル氏は「これほどまでに意欲に欠けた選手たちを見たことがない」と酷評。「彼らは新監督の就任を待ちきれないことだろう」と、すでにクラブ全体に言い訳のメンタリティが蔓延していることを示唆していたが、改めて今回の試合はその就任の可能性が取り沙汰されるテン・ハフ監督にとって、いかにその前途多難かを示したものともいえる。

 まさに火曜日の試合後にラングニック監督が語った「恥、失望、屈辱的」という言葉は、前半戦での両者の対決時にスールシャール前監督が喫した敗戦(0−5)の時から、十分にふさわしかった言葉だった。中盤に離脱者を抱えたマンチェスターUは、この日は5バックを敷いて守りを固めたがルイス・ディアスの先制弾でマッチプランは崩壊。さらにポグバの負傷交代も追い討ちとなり、またしても0−4での完敗を許してしまったのだ。

 ラングニック監督は決してこれらを言い訳にすることなく、「自己批判」を行なっていかなくてはならないと強調。「特に前半の45分間はすべての部分において、自分たちのイメージとは異なったものだった。それはフォーメーションとは関係ないと思う」と述べ、リヴァプールはメンタリティどうこう以前に「そもそもレベルが段違いなんだよ」と説明、「まるでF1を25台を所有しているようなもの」と、対抗するためには「彼らが6年先を行く」チームづくりから見直しが必要であるとみている。

 その一方で少なくとも1晩に関しては、プレミアリーグ首位の座についたユルゲン・クロップ監督は上機嫌であり、「リヴァプールのハートをもつ全ての人々にとって素晴らしい夜となった」とコメント。ただここ2試合で9−0ということについて大袈裟に捉えることなく「滅多にあることではない」と指摘。「ユナイテッドは負傷も多く状態はよくない。必ず彼らは浮上する」と予想したが、おそらくそれにはまだしばらくの時間がかかることだろう。
  


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