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2022年04月28日

リヴァプール、ビジャレアルに格の違いをみせつける

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 水曜日の夜に行われたチャンピオンズリーグ準決勝1stレグにおいて、リヴァプールFCはこれまでユベントス、そしてバイエルンがなし得なかったことをビジャレアルに対して示してみせた。カウンタープレスが「抜群に」機能した結果、下馬評での優位性を明らかに誇示してみせており、相手指揮官のエメリ監督は対策が功を奏さなかったことを受けて、「次のホーム戦では戦術的に変化を加えるつもりだ」と試合後に明かした。「彼らをもっと苦しめたいと思う」

 一方でジョーダン・ヘンダーソンは、「全体的に満足しているし、良い試合ができたと思う。これだけ層の厚いチームが相手だと運も必要だよ」、とこの日の先制ゴールのシーンについて振り返っており、「カウンタープレスが長い間とてもうまくいった。でもまだ何も決まっていないけどね」とコメント。クロップ監督も「プレスを仕掛けていかなくてはならないことはわかっていたし、それをうまくこなして良い試合ができたね」と語っている。

 MOMに輝いたティアゴは、「ビジャレアルのようなチームには、自分たちのためのスペースを作ることが重要なんだ。チームとして最高のパフォーマンスを発揮できたと思う」と説明。ビジャレアルからみてリヴァプールのゴールは、マンチェスターUやエヴァートンが味わったように非常に遠いものに見えたことだろう。ただ解説者を務めたマイケル・オーウェン氏は、クロップ監督の選手交代をみて消極性について非難。3−0としていれば大勢は決したという見方のようだが、ただ現在は4冠達成の可能性を残し、加えて土曜日の早い時間に次の試合が行われることを考えればその交代策も理解できるというものだ。


 クロップ監督はあくまで、まだ「2−0でハーフタイムを折り返したにすぎない」と警告しており、「危険な結果だよ」と強調。「チームとして100%警戒して臨み、守るべきものがあるわけではない、という意識をもってプレーしていかなくてはならないんだ。初戦のように100%正しい姿勢でね」と言葉を続けた。「トリッキーな雰囲気が敵地で待っていることだろう。相手選手も監督も全身全霊をかけて臨むはずだ。ただ私たちも全身全霊で戦う。それは私は好きな姿だよ」
 


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