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2019年10月16日

サッカーシミュレーションゲームのプレイヤーが、現実のクラブで分析担当に!

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 セルビアから驚きの知らせが舞い込んできた。サッカーシミュレーションゲーム「Football Manager」のプレイヤーで、お気に入りのクラブであるセルビア2部のFKベジャニヤにて、リーグ戦10連覇。さらにCL準決勝進出を果たした経歴をもつアンドレイ・パブロビッチ氏が、現実のFKベジャニヤにて正式に職務に就くことになったのだ。

 「自慢じゃないけど、このゲームの世界ではちょっと知られた人間ではあるんだ」とsportbibleとのインタビューにて語った同氏は、「自分のゲームのキャリアをアピールする形で、助けになりたいと伝えたんだ。でもまさか、そこで返事が来るなんて」と説明。

 「フレンドリーな会話の後、クラブのディレクターからは、土曜日の試合で実際にどういうことができるかを見せて欲しいと言ってくれたんだ。自分からの提案とはいえ、信じられなかったね。衝撃的だった」と、振り返っている。

 ただし同クラブが財政難にあることから、ボランティアでの参加となるという。「今はクラブからはお金をもらっていない。でもこのクラブと仕事を愛しているから行なっていくよ。でもいつの日か、自分の好きなことで、クラブからお金をもらえるようになりたいね」

 そして早速、土曜日に行われたFKデディンジェ戦にて分析、それをクラブ側へと提示したところ評価がなされ、つぎのU21での試合でも要望も受けた。「U21は、チームにとって本当に重要なものだからね」

 現実世界では医学部の学士を有している22才のパブロビッチ氏は、しばらくは医学の世界に身を投じることを考えてはいるものの、「いつかチャンスがあれば、スカウトやデータ分析としてのキャリアをぜひ歩みたい。それは昔からの夢だったし、自分が得意とする分野でもあるんだ」と語っている。
 


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