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2019年10月17日

メスト・エジル「契約がある限り、僕はアーセナルに残る」

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 FCアーセナルにおいて役割を失った感のある、メスト・エジル。しかし31歳のプレイメイカーは決して冷静さを失っているということはない。自身の苦境についてはじめて、元ドイツ代表が口を開いた。

 2018年に22年間にわたって指揮を執ってきたアーセン・ヴェンゲル氏がクラブを後にし、それと同時にエジルにとっては大きな支えを失う結果に。その後に就任したウナイ・エメリ監督の下では苦境に立たされており、今季は公式戦わずか2試合の出場。メンバー外になることも頻繁に見られており、国内カップ戦ノッティンガム戦、そしてリーグ戦ワトフォード戦で共に71分間に出場したのみとなっている。

 「もちろん、失望を感じている」と、ザ・アスレティックとのインタビューにて明かしたエジルは、「チームに組み込まれることなく、自宅で試合を目にするのは、やるせない気持ちになるものだよ」と言葉を続けた。

 だがそんなエジルについて指揮官は「より出場にふさわしい選手がいるということ」と説明。それでも31歳のMFは決して冷静さを失ってはいない。「キャリアではじめて、追加の練習を毎回の練習後に行なっている。準備をしていくためにね。何が必要かはわかっているし、自分を信じる気持ちも失ってはいない。僕はやれる」

 しかしそれが叶わずとも移籍はオプションではないようだ。「2021年まで契約が残されているし、その限り僕も残り続ける。誰だって苦しい時間を過ごすものだ、今の僕が置かれているようにね。でもそれが逃げ出す理由になるわけではないし、僕もそれをするつもりなんてないよ。ここに残る」とコメント。

 なお2018年はじめに契約延長し、週休約40万ユーロになったことで一息をついてしまったという声については、「まったく馬鹿げたものだよ。仮にそれが真実ならば、一体何故北はあれほどハードに準備期間を過ごしていたのか?何故、昨年のワールドカップ終了後に、早めに休みを切り上げて戻ってきたのか?」とエジル。「それを僕は新監督、そしてクラブのために実行したんだ。多くの人からみて、僕の好条件の契約が気にくわないのだろうか?それは僕の知るところではないね」

 ただその一方で「ビッグマッチ」において、その姿が消える傾向にあることについては、「それは僕のミスだと思っている。そういった試合であまり良い姿を見せられないというのは。自分に対する期待は理解しているよ。試合を支配し、そして違いを生み出すということ。僕自身もそうだ。でもそれは、そう簡単なことではないんだけどね」と説明。時に相手があまりに良すぎるということもあるのだろう。

 さらにうまくいかない時にみせる仕草について、長期にわたり批判を受けているところでもあるが、このことについては「そのままだよ」とエジル。「サッカーを始めた時から、僕はそうだったし、それは変わることはない」と述べた。
 


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