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2020年09月05日

残留宣言のメッシ、バルサ会長への口撃は止まらず

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 「バルサは僕が愛してやまないクラブだ。だから法廷で争うようなマネは、決してしたくはない。」Goalとの独占インタビューの中で、リオネル・メッシはそう語り、改めて残り1年となっている契約を全うする考えを明らかにした。その契約に含まれる7億ユーロの解約金の有効性を巡って、これ以上泥沼の論争を「自分の人生のクラブ」と避けたいと考えていたからだ。

 その一方でメッシはカタルーニャが誇るこのビッグクラブが、ここのところはうまく物事が進んでいないという明確な意見も抱き続けており、特にメッシ残留と引き換えに辞任を申し出ていると伝えられるバルトメウ会長については、これまでにもたびたび批判を浴びきた人物だが、「本当に長い間、プロジェクトらしいものは何もなかった」とメッシ。同会長の経営は「酷いもの」であり、「中途半端で、無駄に多くの時間を浪費した」と主張。「サッカー選手として終盤」を幸せに過ごしたいと思う中で、「ここではもう幸せではない」と感じていたという。

 「会長も含めて、僕は退団の意思を伝えていた。そろそろなのかな、と思っていた。クラブはより多くの若い選手、新しい選手を求めていたし、自分自身でバルサでのキャリアに終焉が訪れたと思っていた。ここでの引退を希望し続けていただけに、それは辛いことでもあったけどね。ただ練習でもロッカールームでも、本当に苦しい1年だったんだ。バイエルン戦での大敗だけが理由なのではない。ずっと考えていたこと。そして会長は常に、シーズン終了後には退団を決められると、はっきりと言っていたというのに、結局は彼は約束を守らなかったのさ」

 また最終的にひとまずの残留を決意した背景には、法的論争を避けたかっただけでなく、「家族全員が泣いていたんだ。子供達は転校を嫌がっていた」と、家族のこともあったとのこと。「残酷なドラマだったよ」ただその結果、「僕はバルサでプレーし続けることにしたし、自分の姿勢が変わることは全くない。頑張り続けるし、常に勝利を収めていきたいし、決して負けたくなんかない。」と述べ、「これまでとは変わってくる。新監督が就任したし、それはいいこと。ただ同チームがそれを受け入れ、高いレベルで争っていけるかはみていくことになるね。ただ僕が言えること、それは残留してバルサのためにベストを尽くすということだ」と語った。
 


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