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2020年09月15日

トナーリ「僕にはACミランしかなかった」

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 サンドロ・トナーリは一度は同じ都市に位置するライバル関係の、インテル・ミラノへの移籍で合意へと達していた。しかしながらその後にACミランからのオファーが届いた。
 
 母国の英雄アンドレア・ピルロと比較されることが多い同選手だが、何と言っても憧れの存在といえば”狂犬”ジェンナーロ・ガットゥーゾだ。そのためACミランへの移籍に際して敢えて、現在はナポリの監督を務めるガットゥーゾ本人に連絡をとり、彼が1999〜2012年までACミランで着用していた背番号8の着用への許可を求めている。

 「父の影響を受けて」子供の頃からACミランのファンだったというトナーリは、一度はそのライバル関係にあるインテルへの移籍を考えたものの、ACミランからのオファーが届いた瞬間にそれ以外への移籍の扉を閉ざしてしまったという。「どうしてもACミランに行くしかなかった。ずっと前から僕は、あのユニフォームの袖を通したかった」

 そしてそれまで所属していたブレシアのマッシモ・チェリーノ会長には、「この移籍が僕にとって何を意味するものか、すぐに理解してくれた」といい、説得まであまり時間はかからなかったとのこと。ただ今回はガットゥーゾ氏は敵将という立場であり、ステファノ・ピオリ監督の下、低迷期を経て国際舞台での復権を誓う、まだ再建中のクラブへ身を投じることになる。

 またそんなトナーリにとって、移籍の過程の中でパオロ・マルディーニ氏と会えたことは、良い意味で刺激を与えるものだった。さらにトナーリが憧れていたアイドルの一人、ズラタン・イブラヒモヴィッチとは共にピッチに立つ仲間に。そしてその両者の姿は今週木曜にも早速、シャムロック・ローヴァーズFCとのヨーロッパリーグ予選にて目にすることができるかもしれない。
 


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