本日土曜午後１５時（日本時間２２時）より行われるセリエＡ、ＳＳＣナポリ戦にてアタランタ・ベルガモでは、ヨシプ・イリチッチが久々の復帰を果たすことになる。ガスペリーニ監督は３２才のスロベニア人ＦＷが、メンバー復帰することを試合前日の会見にて明かした。ただベンチ入りまでは確約していない。

　今年の７月以来離脱が続いていた同選手だが、その理由については特に明かされてはおらず、ただ伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、今春に新型コロナウィルスが特に蔓延していたイタリア北部の状況に心を痛めて、日を追うごとに気持ちの落ち込みをみせていたという。

　そのためロックダウン後にも戻ってトレーニングに励み、試合にも出場していたが本調子には程遠く、ポルトガルのリスボンにて開催されたＣＬは全て欠場。そして今秋から開幕したリーグ戦でもメンバーから外れていた。

　さらにこれからはチャンピオンズリーグの戦いも再開されるとあって、指揮官は「重要な試合がこれから続くことになる」とコメント。「どの試合も厄介なものだよ」と述べており、イリチッチ復帰への期待感も示している。「リハビリを必要とする負傷だったわけではないし、力が衰えているわけでは無い。素晴らしい知らせだよ」
　

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