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2020年10月19日

オフサイド後の反則でも、ピックフォードは退場となるべき

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インターナショナル
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 VARに関する議論はプレミアリーグにおいて、ほぼ毎週のように上がってくるトピックではあるのだが、ただとりわけリーグ戦第5節目で反響は大きくなった理由が、リヴァプールとエヴァートンによる、最終的には痛み分けに終わったダービーマッチだ。

 問題のシーンの1つ目は、本来ならば決勝点となったはずの、サディオ・マネゴールに対するオフサイドの判定。そしてもう1つ、今回なんと言っても注目を集めているのが、フィルジル・ファン・ダイクが負傷を負ったジョーダン・ピックフォードとの交錯シーンである。

 前半5分にセットプレーからオフェンス参加していたファン・ダイクに対して、ピックフォードは果敢にタックルを仕掛けていくのだが、それが両足で挟む格好となりファン・ダイクは負傷。その翌日には手術を受けることがリヴァプール側より発表された。

 だがこのラフプレーに対して主審を務めたマイケル・オリヴァー審判員は、PKを与えることもなく、そしてフリーキックとしたのみ。確かにそれはファン・ダイクがオフサイドポジションにあったために、ピックフォードのプレーがファウルであろうともPKを与える必要はない。この時点では主審の判断は正しい。

 しかしながらピックフォードのラフプレーに対して、オリヴァー審判員のみならず、いったい何故、ビデオ判定審判員でさえ見逃していたのかは謎だ。なぜなら規約には明確に、退場に関しては試合の中断の有無など、一切区別しないことは明記。つまりピックフォードにレッドが提示されなかったことについては、明らかな誤審であり、説明のつかない問題である。
 


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