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2020年10月19日

リヴァプールで最も重要な男、ファン・ダイク離脱の大きさ

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 FCリヴァプールのユルゲン・クロップ監督にとって、フィルジル・ファン・ダイクの負傷離脱が意味するところは、すなわち自身にとって最も重要な選手を失い続けるということだ。2018年2月以来、常にフル出場を続けてきた守備の要は、リヴァプールに入団して以降、そのリーグ戦半数近くを無失点で切り抜けており、対人戦勝率では74%を記録。昨季には遂にプレミア制覇へと貢献してみせた。

 だが週末に行われたエヴァートン戦にて、相手GKのラフプレーにより膝を負傷。クラブ側からは手術が必要とだけ伝えられたが、十字靭帯を損傷したことは公然の秘密であり、昨季に欧州最優秀選手賞を受賞したDFの長期離脱により、リヴァプール連覇の夢が厳しくなったことは、ブックメイカーのオッズからも明らかだ。とりわけここのところリヴァプールでは失点の多さが目に付くだけに、まさにそのための大黒柱を失った格好。

 確かに代役としてはジョー・ゴメスとジョエル・マティプが控えているところだが、ただあのファン・ダイクの穴埋めができるのか?少なくとも移籍市場が再開されるまでは、前述の2選手に加えて元シュトゥットガルトのナタニエル・フィリップスが、残されたCBのオプションということに。

 またコンバートとという点では、上記2選手の欠場でチェルシー戦にて代役を務めた、ボランチのファビーニョもオプションだろう。ただそこで好パフォーマンスをみせていたとはいえ、あくまで隣にファン・ダイクがいてこそ。上記全員が右利きということからも、左を担えたファン・ダイクの離脱の意味は大きい。
 


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