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2020年10月22日

アルテタ監督、エジルへの試みは「失敗に終わった」

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インターナショナル
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 いったいメスト・エジルはなぜ、FCアーセナルでプレーすることが許されなくなったのか。その理由について、ミケル・アルテタ監督自身が自らの見解を語った。

 既に数ヶ月にも渡って元ドイツ代表MFは構想外扱いとなってきたが、ここにきて遂に最終結論へと至っている。エジルは契約を満了する来夏まで、セカンドチームでのみプレーすることに。一体それはなぜなのか?

 エジルが「忠誠心」という言葉を用いたメッセージを自ら発信し、そしてヨーロッパリーグGL初戦を翌日に控えた木曜日、会見の席に姿をみせたアルテタ監督は「本当にフェアに対応をしたので、私の考えは明白だ」と強調した。「純粋に、サッカー面を考えての決断だよ」

 アルテタ監督によれば、エジルとはかなりの話し合いを重ねており、「私の仕事というのは、全ての選手の力を最大限に発揮させていくというもの」と強調。だが「今日はエジルに関しては、失敗に終わったように感じるね」と言葉を続けている。

 なお今年3月から1分もプレーしていない同選手は、今夏に新天地を模索することもなくそのまま残留を決意したという背景もあるが、その中で「私は常に、このチームのために最高のメストを求めていたんだ」と断言した指揮官。

 「そしてその実現に近づいた瞬間も何度かあった」ものの、「今はそれはできなかったといえるがね。彼をメンバーから外すという決断を下さなくてはならなかったのだから」との考えを示した。

 ちなみにアルテタ氏によれば、エジル側による「いかなる行動」も、そしてコロナ危機の時にサラリーの一部削減に応じなかったことも含め、一切今回の決断には関係ないとしており、「あくまで、私自身が決断したことだ」と語っている。
 


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