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2020年10月24日

バルサ主将ピケが語る、メッシ、会長、そしてバルサゲート

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 レアル・マドリードとのクラシコを目前に控え、FCバルセロナ主将ジェラール・ピケが、遂に沈黙を破った。メディアの中では今夏で退団騒動に揺れた、リオネル・メッシと同選手との関係には、期待された援護を受けられなかったことでの失望が広がっているとも伝えられていたが、ここにきて”Vanguardia”に対し改めて、メッシ擁護を強調している。

 「もしも僕が会長の立場にあったなら、きっとメッシの件に関して違う行動をとっていたことだろう。」と語った同選手は、退団騒動の時期について「僕はメッシに残留をお願いした。あの時期ではあまりコンタクトをとっていなかったんだけどね。これはあくまで彼自身の決断によるものだと思っていたから」と説明。「そしてレオ、あと1年だ。そうすれば、また別の人がやってくると伝えたよ」

 その上でピケはクラブ首脳陣に対し、「幸運にも共にプレーすることのできた史上最高の選手が、クラブ首脳陣から話を聞いてもらえないと感じ、ファックスを送るという事態は、何故起こってしまったのだろう。あまりに衝撃的だ」と述べ、「メッシは、全てに値する選手だ。新スタジアムは彼の名前を冠するべきだと思う。僕たちとしては過去、そして現在のレジェンドたちを留めていかなくてはならないんだ」と、グアルディオラ、チャビ、プジョル、バルデスらの名前を挙げながら批判を展開した。

 さらにピケはコロナ危機の際にクラブから課せられたサラリーの一部返上について苛立ちを示しており、「そもそも各選手はクラブの提案を自主的に受け入れる自由がある。でも一方的に自分たちのやり方を強要しているんだ」とコメント。どうやらクラブ側は多くの選手が代表参加で不在の中で、この手続きを始めていたようだ。「まったく納得なんてできるものではなかった」とピケ。最終的には先日の契約延長の際に、サラリーの一部返上には応じているものの、それはあくまでその分を投資するという確約を得てのものである。

 加えてピケは、いわゆる「バルサゲート」についても言及しており、この事についてバルメトウ会長へと説明を求めたところ「ジェラール、私は知らないよ」と言われたという。だがピケが責任ある人物とみるジャウマ・マスフェレールが、いまだに留まっていることに「あまりにもショックなことだ」とも明かしており、またピケはバルベルデ監督解任についても、「があったかは分からないが、2度の優勝を果たし、リーグ戦で首位に立ちながらシーズン途中で解任するのは、良い考えとは思えなかった」と語った。
 


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