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2017年10月24日

シュテーガー監督、プレミア流にマネージャーも兼任?

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おそらくこの知らせを目にした者は、一度は我が目を疑ったのではないだろうか。ケルンとの契約を2023年まで残すヨルグ・シュマッケ氏と、ケルンは両者合意の上で契約を解消したことを明らかにしたのである。

一体のその背景には何があったのか?同氏と長時間にわたって話し合いを行なったという、ヴェルナー・シュピナー会長が決断へと至った理由について明かした。特にケルンでは、ここまで開幕から9試合未勝利と最下位に沈み、さらに週末の17位ブレーメン戦でも勝ち切れずに浮上の兆しが見受けられていない。

そこでペーター・シュテーガー監督とともに、チーム編成を担当するヨルグ・シュマッケ氏にも批判の声が集中され、特に若手主体での補強や、モデストの穴埋めがうまく行われていない点などが指摘されてきた。

「彼との話し合いのなかで、彼はこの状況を打開するためには、契約解消が最善の策ではないかという考えを示してきたんだ」とシュピナー会長はコメント。同会長によれば、シュマッケ氏は今回の辞任によりチームへと刺激がもたらされることを期待しているとのことで、「我々も契約解消に応じることにした」と経緯について説明している。


なお今冬までの選手の補強やチーム編成については、ペーター・シュテーガー監督とともに、ヨルグ・ヤコブス氏がその役割を担っていくとの事。「前向きに取り組んでいく。重要なことは1部残留を果たす事、そのためにこれから勝ち点を積み重ねていくことなのだ」とシュピナー氏は語った。

水曜日にはポカール2回戦ヘルタ・ベルリンとの一戦が控えているところであり、「今は他の人々とともに答えを見出して行かなくては。私のタスクはチームがポカールでうまく仕事できるように準備を進めていくということなのだから」と意気込みを見せている。


一方でペーター・シュテーガー監督は今回の辞任を受けて、「報道がなされるちょっと前に、私も耳にしたことだったんだよ」と明かしており、ビルト紙に対してはそれが「10分前だった」とも発言。「予想もしなかったことだし、ストラクチャー面での影響などについて考えるにはあまりに急な出来事だった。あの夕方は友人と会う予定だったのだが、長い事待たせる結果となってしまったよ」

ただし今後のチーム編成などについては「レヴァークーゼン戦後に、我々は移籍市場での動きについて話し合いをすることで合意しているんだ」と述べており、「シュマッケ氏の判断をリスペクトするしアクセプトする。彼とはまだ話をしていないが、ずっと彼とは信頼のおけるなんでも話せる相手だった」とコメント。

ちなみにシュテーガー監督自身は、オーストリア・ウィーン時代にスポーツディレクターを勤めた経験をもっており、2005年にはオーストリア・ウィーンにてリーグ優勝も達成。アシスタントのマンフレッド・シュミット氏の評価も高いことからも、あえてSDを招聘せずにプレミアスタイルで、シュテーガー監督がSD職を兼任する可能性もあるだろう。


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