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2019年11月22日

新指揮官、師弟関係、下馬評:複雑な心理戦を迎えるナーゲルスマン監督

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 土曜日にブンデスリーガ2位のRBライプツィヒは、逆に下から2番目に位置する1.FCケルンと対戦。下馬評で見ればライプツィヒが優位といったところだが、しかしながらケルンは今週よりマルクス・ギズドル新監督が就任。新体制のクラブとの対戦という難しさも、ユリアン・ナーゲルスマン監督は克服しなくてはならない。

 「何もメリットになるような事は無いね。」と、木曜日に行われたプレスカンファレンスにて語った青年指揮官は、「材料が少ないよ」ともコメント。加えてギズドル監督が最後にハンブルクで指揮をとったのは、ほぼ2年前の2018年の1月にまで遡らなくてはならない。だがそれでもナーゲルスマン監督は「彼がどういったサッカーを展開したいか、それについては私なりの考えはもっている」と語った。

 2013年から2015年にかけてギズドル監督がTSGホッフェンハイムを率いていた際、ユリアン・ナーゲルスマン監督は当時ユースチームの監督を務めており、「ともに取り組んだ経験」から、「ゲーゲンプレス、カウンターに非常に重きを置き、素早く相手の裏を突く」と説明。ただこれは、ライプツィヒで自身が展開するサッカーをも表す表現でもある。

 さらにナーゲルスマン監督は、ギズドル監督が行なったプレスカンファレンスから、「どういったことをしたいかという、ちょっとしたニュアンス的なものは得た」とも指摘。「ただ今、詳しく明かすようなことはしないよ。それでは敵に塩を送るようなものだ」とも強調しており、師弟対決の幕はすでに開けているところだ。
 


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