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2020年03月25日

レヴァンドフスキに匹敵する得点量産のコルドバ、ケルンのこの夏の判断は?

1. FC Köln
1. FCケルン
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 1.FCケルンが最終的にブンデス2部降格を喫することとなる2017/18シーズン、移籍金1700万ユーロを投じる形で1.FSVマインツ05より、ジョン・コルドバは加入した。だがその移籍初年度では18試合に出場するも無得点に終わり、欧州リーグにも出場していたチームと共に大きく評価を下げて、共に下部リーグへと転落。失敗作との烙印も押される形となった。

 そのブンデス2部では、コルドバは20得点をマークしてリーグ優勝、そしてブンデス1部復帰へと貢献。再び今シーズンよりブンデスでの舞台での巻き返しを期した26才のコロンビア人FWだったのだが、開幕から10試合が経過しても無得点。先発の座は第6節を最後に失っていく。

 だが第12節にバイアーロルツァー監督がマインツへと渡り、そしてギズドル監督が就任すると、コルドバの状況はチームと共に一変。その初陣となったライプツィヒ戦でこそ出番なく1−4と敗戦を見守ったが、それからのリーグ戦12試合でケルンは7勝1分3敗で一躍中盤争いにまで浮上、コルドバは第11節から10得点をマークしており、この期間における得点数ではヴェルナー(12得点)、レヴァンドフスキとサンチョ(11得点)に並ぶ、見事な数字だ。

 しかしながらそれと同時に、ケルンはこの夏に1つの難しい問題へと直面することにもなる。大きな飛躍をみせ他クラブからの注目度が高まり続ける中で、そのコルドバとの契約は来季いっぱいまでとなっており、契約延長を結べなければ翌年に無償で手放す危機へと瀕することになるのだ。逆に高額な移籍金を手にすることができる、という見方もあるだろうが、果たして新型コロナウィルスで財政的打撃を受けたこの状況からどこまでの金額が得られるのか。逆に延長を目指そうにも、ケルンが提示できる金額と将来性はどこまでコルドバを納得させられるものなのか。ケルンはその判断を迫られる。
 


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