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2020年05月27日

ケルンの主将ヘクター、子供じみたPK巡るいざこざに苦言

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 週末に行われた宿敵フォルトゥナ・デュッセルドルフとの『ラインダービー』では、勝利をおさめることが叶わなかった1.FCケルン。ただこの試合では、数多くの苛立ちを覚えさせる問題が露呈されており、何よりまずその1つが現れたのは、後半59分のことだった。

 ウートがPKを獲得した際に、ジョン・コルドバが自ら蹴ることをあからさまにアピールして向かったのだが、そこでマルク・ウートが自身が蹴ることを伝えると、今度は子供じみたリアクションでボールを投げつけてしまう。そしてその後にウートが蹴ったPKは失敗に終わり、さらにGKが弾いたボールにヤコブスとウートが詰めたが、両者ともに相手に譲るという判断ミスで、最終的にノーゴール。主将のヘクターは、前述のPKを巡る争いに、呆れた表情で「みんなでお話し合いでもしないとね」と苦言を呈した。

 一方のウートは、「ただ最終的には、チームメイトがなんとか追いついてくれて、酷い状況からなんとか救ってくれたことに感謝している」と試合後にコメント。そして生き残りをかけたシーズンの残りラストスパートにむけて、まだまだ課題が山積みであることも強調している。

 その改善は水曜までには難しいだろうが、ただ確かにこの日のケルンはコンパクトさ、動き、パスのシャープさと正確さ、ゾーンエリアでのプレー、そして相手のブロック間でのプレーなど、ピッチの様々な部分で問題を露呈。「パスゲームが悪かったし、それで相手に容易にロストを許してしまっていた。もっといいプレーができるし、いくつかの場面ではもっとシンプルにプレーする必要があったと思う」とヘクター。

 「複雑な気分だ」というギズドル監督も、「いい流れでこれていたが、相手も対策を練ってくるもの。今はここから学び、そして他のメカニズムを作り上げていくことが重要だ。特にこの試合で0−2から見せたリアクションは良かった。」と振り返っており、「モデストはアピールに燃えていたし、ゴールが決まってとても嬉しい。ドレクスラーも特筆に値する。投入からいくつかの重要なシーンに絡んでいたよね」と、言葉を続けた。
 


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