ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年05月28日

PK騒動の末に、ウートが再びPK失敗!ホルン「次も彼が蹴る」

1. FC Köln
1. FCケルン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 VARが3度も介入し、さらに二人の退場者まで出した波乱の試合を制したのは、ホームのTSGホッフェンハイムの方だった。だが1.FCケルンにとっては1−3で敗れたとは言え、試合全体を振り返ったとき、避けられた敗戦だったと振り返ることもできるだろう。だがその反撃に向けた詰めの段階で再び、マルク・ウートがPKを外すという結果に終わってしまっている。

 この試合でケルンは、開始早々に相手MFバウムガルトナーに先制点を許し追いかける展開となり、さらにそのわずか15分後にはVARの末、セバスチャン・ボルナウが退場処分という事態へと陥ってしまう。この日主将代理を務めたティモ・ホルンは、スカイに対し「僕たちはうまく立ち上がれなかった。戦い始めたのは、むしろ退場者が出てからのことだよ」と、コメント。この言葉通り数的不利となったケルンは「前半のうちに同点のチャンスを掴んでいた」ものの、しかし後半立ち上がりには立て続けに2失点を喫し、突如として0−3へ。「あれは本当にショックだった」と、ホルンは振り返っている。

 しかし後半51分にホッフェンハイムのヒュブナーが退場処分となり数的不利が解消されると、再びケルンは攻勢に転じて、60分に途中投入のフロリアン・カインツが一矢報いるゴールをマーク。「さらにその後でPKを決めるビッグチャンスがあった。これでさらに勢いづいた可能性があったと思う。こはこの試合の分かれ目になったと思うね」と語ったように、後半77分にノルトヴァイトのハンドによって掴んだPKのチャンスにおいて、前節と同様マルク・ウートがそのキッカーを務めた。

 前節のデュッセルドルフ戦にてケルンでは、PKをウートが獲得するもジョン・コルドバがあからさまに自らPKを蹴ることをアピール。その後にウートが自ら蹴ることを伝えると、激昂したコルドバはボールをピッチに叩きつけるという愚行をおかし、さらにその直後に蹴ったウートのPKは失敗。試合後に主将ヘクターは、呆れた様子で「お話し合いをしていかないとね」と語っていたのだ。

 その直後の試合で再びPKの場面を迎えたウートだったのだが、またしても失敗。ホルンによれば「僕たちは皆で勝利し、皆で敗戦する。このことについて話し合い、ウートが蹴ることが確認された。彼はその任務を受け入れ、問題は解決済みとなったよ」とのことで、今回の失敗による影響については「これまでにも良いプレーをみせ、数多くの得点に絡んできた選手だ。彼が重要な選手であることに変わりはない」と擁護。そして「来週からはまた、チームのためにゴールやアシストを決めてくれることだろう。問題じゃない」と言葉を続けている。
 
ギズドル監督「波が激しすぎる」


 ただギズドル監督就任から10試合で8勝を挙げ、残留争いから中盤争いへと顔を出すも、リーグ戦再開からここまで3試合で勝ち点は2。当時からマネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏は警鐘を鳴らしていたのだが、確かに降格圏内までまだ勝ち点差7あるとはいえ、決して気を抜けるような状況ではない。今回の試合を振り返り、ギズドル監督は「試合の中で波が激しすぎる」と苦言を呈しており、前半途中から立て直しをみせるも「そのまま後半もいこうと決意しながら、2失点をくらってしまった。このことはしっかりはなしあっていかないと。」と強調。「私の見方では失点が多すぎる」と言葉を続け、「それい今日の試合では、序盤でもっと反撃をみせてほしかった」とも付け加えた。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報