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2020年07月20日

ケルン、ギズドル監督と契約延長の流れ

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 1.FCケルンにとってマルクス・ギズドル監督との契約延長は、すでに既定路線となっており、「我々は良い話し合いをしているところだよ」と、マネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏はコメント。指揮官との契約は2021年まで残されており、今は詳細を詰める段階にあるようだ。「彼のマネジメントとも直接意見交換しているし、そしはクラブ内部の委員会とも同じことだよ」そこで大まかなフレームワークについては合意に至っており、あとは正式な承認を待つばかりとなっている。

 昨年11月18日より、アヒム・バイアーロルツァー氏の後を受ける形で就任したギズドル監督は、それからわずか10試合で勝ち点24を荒稼ぎする手腕を発揮し、最下位争いから一転して残留争いからも脱出することに成功。「この成果にわずかでも疑問を抱くなんて愚かなことだろう」と、昨季最終節を前にヘルト氏は強調していた。そもそもギズドル監督は自身のポリシーとして、「あまり危機的状況にあるクラブを引き受けたいとは思わない」そうだが、「このチームは興味深かった」ために就任を決意。しかし後の10試合では勝ち点はわずか4に止まっており、「今、このチームは成長過程にある。これからはブンデスに安定していかなくてはいけないよ」と語った。

「頭と体の再生を」


 なおそのケルンでは、他クラブよりも遅く8月5日に再始動するところであり、このことについて指揮官は「勇気ある」決断と表現。「回復できなくては、パフォーマンスを発揮することができない」と持論を展開しており、特にコロナ危機による未曾有の機器的状況に加えて、シーズン途中での監督交代劇など、選手たちの心身に対する大きな負担を懸念しており、「通常のシーズンと比較して、かなり疲労困憊している選手が多いように思うね」と述べている。「よりサッカーに対するワクワク感をもてれば、もっと意欲的に取り組んでいけることだろうし、この休暇期間中では、頭と体を再生することが目的だよ」

ライストナーの残留は、現実的に厳しい状況に

 レンタルにて加入していたトニ・ライストナーの新シーズンでの残留は、現在はケルンに8人のセンターバックが所属していることから、実質的に不可能の状況にある。「彼の残留は我々としても十分に考えうるオプションなのだが、しかしながらうちにはたくさんのCBが所属しているのでね」と、ヘルト氏は語った。なおQPRとの契約を2021年まで残すライストナーは、夫人が妊娠中ということもあり将来について早めに決断を下したいと考えている。

 なお2部ハノーファーにレンタルしていたヤネス・ホルンについては、左SBのコマ不足からハノーファー側へ再レンタルされる見通しで、kickerが得た情報によればすでに両クラブとも合意に達している模様。ただし買取オプション行使を見送ったマルク・ウートについては、ヘルト氏は「シャルケは彼を構想に入れているし、我々も今のところでは特にコンタクトはとっていないよ」と明かしている。まずケルンとしては、33人にまで膨れ上がったチームの縮小化が先決といったところだろう。
 


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