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2020年10月16日

ヘクターのドイツ代表引退が発表、ヘルト氏やビアホフ氏らが賛辞

Germany
.ドイツ代表
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 既にヨナス・ヘクターは数週間前に、静かにドイツ代表を後にしていた。kickerが昨日にお伝えしていたこの事実は、その翌日にドイツサッカー連盟、そして所属する1.FCケルンより正式に発表がなされている。

 30才となった左サイドバックは今年の夏にも既に決意を固めており、7月の時点でクラブ側にはその意思を伝えていた。そしてヨアヒム・レーヴ代表監督には9月の最初の代表戦期間前に知らせており、もともと目立つことを好まなかった彼らく、静かにその幕を下ろしていた。

 ケルンのホルスト・ヘルト競技部門取締役は、「この一歩を自ら踏み出せるという事は、我々のキャプテンの度量の大きさを示すものである。実直で勇敢だ」と賛辞を贈り、「代表でコンスタントに活躍をみせ主力を担い続けたことを、ケルンの皆が誇りに思う。」と言葉を続けている。

 またドイツサッカー連盟でマネージャーを務めるオリヴァー・ビアホフ氏は、「競技面における資質に加え、その素晴らしい内面性、冷静沈着な対応、そして常に自信をもって臨む姿を高く評価してきた。彼とはピッチ外のことも話すことができたよ。自身の立ち位置を認識し、チームがもつ価値観を守り続けてきた。引退後も我々はいつでも彼を歓迎する」と述べた。
 
 2014年11月14日のユーロ予選ジブラルタル戦にて、後半74分よりエリック・ドゥルムと入れ替わりで代表デビューした同選手は、2016年にはイタリア戦、そしてサンマリノ戦にて合計3得点をマーク。最終的には12得点を記録しており、警告は1度も受けたことがない。

 特にユーロ2016では6試合でフル出場を果たし1アシスト、kicker採点平均3.33をマーク。準々決勝イタリア代表戦ではPK戦の九人目を務め、決定弾を決めたことは忘れることのできないものだろう。さらに翌年にはコンフェデ杯で優勝。ロシアW杯では2試合に出場している(vsスウェーデン、韓国)。
 


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