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2021年02月27日

ケルンのギズドル監督、バイエルンを称えるも「チャンスはある」

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 週末にはバイエルン・ミュンヘンとの一戦へと臨むことになる、1.FCケルン。だが六冠王者もカタールから戻って以降は、リーグ戦2戦未勝利という状況にあるのだが、それでもマルクス・ギズドル監督は「バイエルンには、ちょっとした問題が起こっているだけだ」とコメント。異常な過密日程の中「そういうことがあるのは至って普通のことだ」と強調し、特に先日のCLラツィオ戦での快勝について触れ、「純粋にラツィオはラッキーだったと思うよ、1−4どころか、1−8となる可能性さえあった」との考えも示した。

 その一方で残留争いにあるケルンだが、ここまでドルトムント、グラードバッハから勝利、ライプツィヒと痛み分けを演じるなど、CL参加の強豪から勝ち点7を確保することに成功。それがなくてはむしろ降格圏内へと沈んでいた可能性もあり、今回の試合ではコンパクトに構え隙を突いて好機を狙う、守備的なアプローチを展開していくはずだ。「そういうアプローチがうまくいくこともあった」と認めたギズドル監督。

 「バイエルンがみせるそのレベルは見事なものだ。しかしバイエルンも隙を見せることはあるんだ、その時のためにしっかりと備えておきたい」と述べ、「私の知る限り、バイエルンはベストのクラブだ。ただ我々はそういったトップラブを相手に善戦をみせてきた。それもわかっている。アウェイ戦であってもね。土曜日にはどういう可能性があるのか、ということをみせたいと思う」と意気込みをみせた。

 なお今回の遠征メンバーには、筋肉系の問題から回復し復帰への希望がもたれていた、主将ヨナス・ヘクターが不参加。マルコ・へガーとトル・アロコダーレと共にケルンへと留まることになる。またアレルギー反応のために急遽手術を延期していたセバスチャン・ボルナウついては、「数日以内にも手術を行うことができるだろう。数日前よりもかなり良くなっている」とギズドル監督は説明。「復帰に向けて、彼は燃えている」とも明かした。

エヒジブエ、生まれ故郷のミュンヘン戦

 ちなみにミュンヘンへの遠征は、キングスレイ・エヒジブエにとっては今も伯父が住む、生まれ故郷へと旅路になる。前節では出場機会がなかったが、その時にケルンが1−2と奮闘をみせたことを例にあげ、「しっかりとしたパフォーマンスをみせられないといけない。全てはそれにかかっていると言えるだろう。前半戦では良いプレーができた。そしてグラードバッハやドルトムントのようなチームに勝利できるということは、僕たちにも良いレベルがあるということ」と述べ、「それをもっと頻繁にピッチ上で示していくということだ。コンパクトに構え、自分たちを信じ、互いに鼓舞しあって戦わなくてはいけない」と語った。
 


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