ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年03月25日

ケルン、ギズドル監督はスケジュールで九死に一生を得た?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 先日にバイヤー・レヴァークーゼンの監督へと就任した、ハネス・ヴォルフ新監督のACとして、同じく就任が発表されたばかりのペーター・ヘルマン氏。だが本来ならばレヴァークーゼンではなくむしろ、ケルンのACとして、フリードヘルム・フンケル監督の横に座っていたかもしれない。ケルンでは以前から、67才の老将との話し合いを行い進展もみられており、先週末にも監督交代が起こる可能性さえ秘めていたためである。

 確かに前節でケルンは、痛み分けという結果に終わり、そして逆に勝利をおさめたヘルタ・ベルリン、そして1.FSVマインツ05に交わされる形で、入れ替え戦進出となる16位にまで転落してしまった。明らかに状況は悪化をみせたものの、だがケルンはその結果を目にする前日に、ボルシア・ドルトムントを相手に勝利まであと一歩という善戦をみせていたことから、一度はクラブの雰囲気に落ち着きが生じていたという流れがある。もしもこれが逆の展開であれば、おそらくはギズドル監督がケルンの指揮官に留まっていたことはなかっただろう。

 ただいずれにしても緊張感の続く状況にあることへ変わりはない。ホルスト・ヘルト競技部門取締役は「残留争いにおいては、全ての事柄、全ての人たちが疑惑の対象ということになる。それが我々が今、置かれている状況なのであり、それを受け入れなくてはならないもの」と述べ、「それを払拭するためには、3連勝はおさめなくてはならない」と持論を展開。だがケルンはむしろ、2月6日に行われた宿敵グラードバッハ戦での勝利を最後に、ここまで未勝利が続いている。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報