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2021年03月31日

ケルン、昨季の決算を報告。コロナ危機の影響は色濃く

1. FC Köln
1. FCケルン
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 1.FCケルンは水曜午後に、2019/20シーズンにおける決算を報告。ここのところは順調な成績をみせていたのだが、コロナ危機による影響を強く受けることになり、総売上げは1億2250万ユーロ、税引後の損失は2380万ユーロ。

 アレクサンダー・ヴェーレ取締役は、「確かにブンデス残留という目標のために、赤字覚悟で人事面に投資を行ったとはいえ、3月に始まったコロナ危機、それに伴う無観客試合は、明らかにクラブの財務を圧迫するものだ」とコメント。

 そこで選手やコーチ陣らの一部サラリーの返上や、シーズンチケットホルダー、スポンサーからのサポートを受ける形で対策を講じながらも、コロナ関連の収益損失1300万ユーロを補うことはできていない。「ただここ数年の成功から自己資本は3800万ユーロを築いていたことから、コロナ危機でも昨年6月末日時点で、1500万ユーロと安定した自己資本の確保に成功した」とヴェーレ氏は胸を張った。

ルーテンベックU19監督と長期延長

 かつてトップチームでの指揮をとった経験ももつシュテファン・ルーテンベックU19監督が、その1.FCケルンとの契約を無期限で更新したことを明らかにした。

 ブンデス2部降格を喫した2017/18シーズンに、暫定的にトップチームを率いた経験をもつ同氏は、その後に再びU19へと復帰。2020年では西地区優勝を果たしたものの、その後のコロナ危機の影響で決勝ラウンドは中止されている。

 「セカンドチームとトップチームへの浸透性の高さという点については、我々ユースの監督にとってこの上ない報いになっているといえるよ」と、ルーテンベック氏はコメント。

 ケルンのユースチームからは最近2年間だけでも、ノア・カッターバッハ、イスマイル・ヤコブス、ヤン・ティールマン、サヴァ・チェスティッチなどが、ブンデスリーガの舞台へとステップアップを果たしているところだ。
 


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