ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年04月12日

67才、フンケル監督がケルンで復帰

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 既報通りフリードヘルム・フンケル監督が、1.FCケルンの監督へと就任することが発表された。本来フンケル監督は既に、監督業から退くことを宣言。それは1年前にフォルトゥナ・デュッセルドルフを退任する際に明かしていたもので、しかしながら今回そのライバル関係にある、1.FCケルンにて67才で復帰を果たすことになる。

 ちなみにフンケル監督にとって1.FCケルンの監督就任は19年ぶりのことであり、2002年2月に就任した時も今回と同様、1部残留が目標であった。だがその際には降格を喫するも、フンケル監督は1年で返り咲きを果たしており、2003年10月にヨス・ルフカイ監督へと受け継がれるまで指揮をとる。

 ホルスト・ヘルト競技部門取締役は、残された6試合に向けて適切な人材であるとの確信をもっており、「フリードヘルムは経験豊富というだけでなく、このような状況に大変精通した人物だ」と説明。「彼はこの局面で新たな刺激をもたらし、そして求められる落ち着きを保ち、残された大切な6試合に向けた準備のため、求められる権威も示してくれることだろう」と語った。


 「ギズドルかtの句には改めて、心から感謝の気持ちを伝えたい。マルクスはクラブを成功に導くために全力を尽くしてくれた。それは彼自身も誇りに思えるものだと思う。ここでの環境は決して恵まれていたわけではなかったんだ。だがサッカーは結果がものをいう世界。昨日の試合では改めて大きな打撃を受けており、新たな刺激が必要だと確信する結果にもなった。フンケル監督がそれを果たせると思う。彼は必要とするものをもたらしてくれるだろう。この6試合では、どんな可能性だってまだ残されている。」

 また「昨年末には監督業への復帰を考えた」というフンケル監督は、今回の就任にあたり「ここ数週間、ケルンの試合を集中的にチェックしてきた」結果、「チームはここのところ、良いパフォーマンスをみせてはいるのだが、ただ結果として報われていない。これからの目標は、選手たちとともに残留に向けて、必要な勝ち点を稼いでいくということ。それを達成できると確信している」とコメント。「落ち着きを失わないようにすること、信頼感をもってチームを取り組むこと」が重要であり、「安心感をもたらしたい。熱い気持ちと集中、そして落ち着きをもって戦えるように。ただ何より結果が求められているし、それが重要だ。最近見放されてた運も必要だろうね」と説明。

 日曜日に行われた1.FSVマインツ05との下位直接対決に敗れ、8試合連続未勝利となったケルンは自動降格圏内へと転落。これを受けて2023年まで契約を残していた、マルクス・ギズドル監督の解任へと踏み切った。ただしギズドル監督の契約には、2023年までケルンが給与を保証する義務はなく、適切な退職金を支払うことが条件として付随されている。またフンケル監督の契約は今季いっぱいまでで、その後についてまた模索していくものの「近いうちには行わない」とヘルト氏。今は残留の確保が何よりもの最優先課題だ。
  


  • ブンデスリーガ・各チーム情報