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2017年10月27日

ライプツィヒ指揮官、主審からの度重なる疑惑の判定は『バイエルン用のサービス』

RB Leipzig
RBライプツィヒ
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前半戦での注目の一戦となっていたドイツの国内カップ戦、DFBポカール2回戦ライプツィヒvsライプツィヒは、両者による高いテンポをもった激しい戦いの末、PKによりバイエルン・ミュンヘンが新星ライプツィヒをなんとか退けた。だがそんなスリリングな試合の中で、主審のフェリックス・ツヴァイヤー氏は試合後にハーゼンヒュットル監督から批判を受けるなど、辛い1日をすごす結果となっている。

「残念ながら、彼はこの素晴らしい試合をそのまま保ち続けることができなかったんだ。」と、ハーゼンヒュットル監督は不満の表情を色濃く見せながらそう振り返った。例えばその批判のポイントとなった1つの場面は、前半34分にバイエルンのビダルが、PAライン付近でフォルスベリにファウルをおかし、一度はPKの判断が下されたものの最終的に判定が覆ったことである。「彼は3mの距離から自信をもって判断を下したというのにね」そう語った指揮官は、主審には意欲が欠如していたと考えており、「そもそもなぜ自分が主審としてこのピッチに立っているのか、彼は自問自答すべきだろう」と言葉を続けた。

さらに後半早々に今度は、ツヴァイヤー氏はケイタに対して2枚目のイエローカードを提示して退場を宣告。このことも主審の意志の強さの問題だとハーゼンヒュットル監督は考えており、実際にケイタのプレーはビデオで改めて見返してみてもファウルであるのかどうか判断できないようなプレーだったのだ。

そのほかにもツヴァイヤー氏は、後半67分にPKの判断を下したボアテングのポウルセンに対するファウルや、延長前半95分のティアゴに対して退場とせず警告止まりにしたことなど、それ以外にも疑惑の判定は幾度となく見うけられている。

ただなかでもこの試合のキーポイントとなったのは、やはりケイタの退場処分だ。「55分までは、この試合は素晴らしい戦いが演じられていたのだ。だがあの瞬間に、この試合は壊されてしまったよ」とハーゼンヒュットル監督はコメント。「ケイタに対する2枚けの警告は簡単に片付けられるような問題ではない。ケイタが1枚目の警告を受けるまでに、彼は3度も彼はファウルを受けたにもかかわらず、一切ファウルの判定が下されることはなかったのだ」

そう批判を展開したハーゼンヒュットル監督は、これらのことをまとめて『バイエルン用のサービス』という言葉で表現。ただその一方で「こういうことを克服できなくては、バイエルン戦ではうまくいかないということでもあるさ。彼らは強豪チームなのだから」との考えも示した。

そしてハーゼンヒュットル監督は、そういうなかで数的不利のなか選手たちがみせた戦いぶりに満足感を覚えており、「見事な戦いを演じてくれた。歴史的な試合だった」と賞賛。ただしさっそく土曜日に訪れるバイエルンとのリベンジマッチについては、数が少ないなかでのプレーが「影響を及ぼすことにはなるだろうさ」とも語っている。


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