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2018年06月22日

流れはラングニックSDの監督兼任。ヴェルナーやフォルスベリの去就にも影響か

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昨日夕方18時16分に、RBライプツィヒはプレスリリースにて、これまでビルトやkicker等でお伝えてしていた通り、ホッフェンハイムからユリアン・ナーゲルスマン監督を新たに、監督として迎え入れることを発表した。30歳の青年指揮官は、ライプツィヒと2023年までの契約を結ぶ。

まさにナーゲルスマン監督招聘は、今夏にオリヴァー・ミンツラフ代表が語っていた「希望通りの答え」そのものであり、ホッフェンハイムへ契約に定められた、500万ユーロで契約解消となる条項を行使して招き入れることになる。

とくにラングニックSDが、わずかここ数年の間に、自身の古巣でもあるホッフェンハイムを残留争いのチームからCLまで導いた、ナーゲルスマン監督を非常に高く評価していることは既知の事実であり、ラングニック、ミンツラフ両氏はナーゲルスマン監督の招聘にむけて、時間をかけて粘り強く行なってきた。それは単純に結果だけをみて判断したものではない。ライプツィヒの信条でもある、アグレッシブな(攻撃的な)プレスと、素早いカウンターを体現させているためでもあるのだ。

ただ今回の招聘はイコール、昇格組からチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグへと導いたラルフ・ハーゼンヒュットル監督の契約解消という代償も払うこも余儀なくされることに。つまりはこの1年間については、誰か別の人物が暫定的に監督を務めなくてはならないという意味でもある。

昨日の発表では、ライプツィヒからその人物について発表がなされることはなかった。今のところ名前が浮上している指揮官としては、姉妹クラブであるニューヨーク・レッドブルズ指揮官ジェシー・マーズチ氏なのだが、しかしながら流れとしてはラングニック氏自身が兼任するという方向にあるといえるだろう。

もっともそれこそが意義ある判断だといえるその理由は、そもそも外から監督を招聘するにしても、1年間の単なる橋渡し役では交渉材料として不利な立場に立たされるということ。しかしラングニック氏は暫定監督をするにあたって、十分に権威を持った人物であり、2015/16シーズンは兼任で1部昇格を果たしたという実績も後押しとなる。

加えてラングニック氏は、チーム内からの信望は厚く、おそらくは同氏のことを高く評価する、移籍の噂も浮上しているフォルスベリヴェルナーのような主力選手たちの動向にも、ラングニック氏が就任することの意義がでてくる可能性はあるだろう。


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