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2018年11月15日

『教授』ラングニック監督兼SDが語る、ポゼッションサッカーへのアンチテーゼ

RB Leipzig
RBライプツィヒ
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 昨シーズンいっぱいでラルフ・ハーゼンヒュットル監督を解任し、来シーズンからはホッフェンハイムよりユリアン・ナーゲルスマン監督を迎え入れることが確定しているRBライプツィヒ。その期間を埋めるため、再び兼任という形で監督職へと復帰したのが、『教授』の異名ももつ戦術家ラルフ・ラングニック氏だ。

 確かにその出だしこをつまづいた感はあったのだが、しかし最近の公式戦9試合では7勝2分1敗。ドイツ杯、ELともに順調な戦いをみせており、さらにリーグ戦では10試合連続無敗。遂にバイエルンを交わし、トップ3にまで顔を出している。

 そのライプツィヒの好調の要因こそ、ブンデスで唯一まだ一桁台に抑えているディフェンス力、そしてスピード感あふれる攻撃サッカーにあり、SportBildに対してラングニック氏は、ポゼッションサッカーに対するアンチテーゼを口にした。

 「我々は守備とカウンターにおいて、1つの基準というものを設けているんだ。この夏に行われたワールドカップでは、いかに深く守るチームに対して、成功をおさめていくことが難しいかを見て取ることができただろう。それはこれまでにも、しばしば見受けられていたことなんだ」

 そう語ったラングニック氏は、さらに「ボールを持つ時間が長いということが、プラス材料として働くことはない。私の考えでは、ボールを持つから試合をコントロールできるという認識をもつことは誤りだと思う。その逆を、幾度となく目にしているのだからね」と指摘。

 そして「我々の調査の結果、ボールを持つ時間が長ければ長いほどに、得点する可能性が低下していくことが判明した。ここから得られたことを我々は活かしていきたいと思っている」と言葉を続けている。

 ただその一方で「多くの基本となる部分に関しては、この20年間でさほど大きく変わったということはないさ。そしてそれはこれからもしばらくはそうだろう」ともコメント。

 その上で、さらに「我々は時間をかけて発展させていき、そして定着をさせているんだ」と述べ、「スピードある積極的なサッカーへのテーゼは、これからも受け継がれ続けていくことだろう」と語った。
 


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