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2019年12月18日

ナーゲルスマン監督「ヴェルナーが、だらし無くて良かった」

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 ブンデス最強のオフェンス力をもって首位を奪還し、ボルシア・ドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナの牙城へとRBライプツィヒが挑んだ注目の一戦は、前半を0−2とホームのドルトムントが折り返すという予想外の展開となった。「たぶん、僕がこのチームに入って最悪のプレーをみせていたんじゃないか」と、その前半について振り返ったティモ・ヴェルナー。

 だがそんな順風満帆な試合展開を見せていたボルシア・ドルトムントに、2度に渡ってブラックアウトが襲いかかる。まず後半早々の47分、ペナルティ・エリア外に飛び出しヘディングでのクリアを試みたロマン・ビュルキだったのだが、ボールをしっかりと捕らえきれずにヴェルナーの足下へ。それをしっかりとゴールに押し込み1点を返すと、今度はそのわずか6分後にユリアン・ブラントが、同じくバックパスをしっかりとミートできずに再びボールはヴェルナーの下へ。ドリブルで巧みにビュルキを交わし、瞬時にして同点に追いついてみせたのだ。

 ドイツ代表で同僚のマルコ・ロイスは、「ティモは本当にクレバーな選手だ」と舌を巻き、ブラントに対しては「こういうこともある。これからだ」と擁護。一方でヴェルナーによれば2点目の後に、ナーゲルスマン監督から「あんなに、だらし無くて、助かったよ」と言われたことを明かしており、試合後指揮官は改めて「ヴェルナーはオフサイドのエリアから、なかなか戻って来ようとしなかったのだが、その場所が最高だった。今回はとても好都合に働いたね」と振り返った。

 逆に失点に関与したビュルキは、最終的に3−3と痛み分けに終わったことについて「今回の勝ち点1の確保は、ライプツィヒにとっては喜ばしいことだろう」と悔しさを滲ませており、この試合でシーズン18得点目をマークしたヴェルナーは、「僕たちが首位に立てていること」そして「それでもなお、僕たちにはままだまだ伸び代があることは、素晴らしいことさ」と、更なる飛躍を期している。
 


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