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2020年05月02日

ライプツィヒ、コロナ危機により2千万ユーロの損失の見通し

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 先週木曜日に行われたドイツ全16週の知事とアンゲラ・メルケル首相らによる協議の結果は、RBライプツィヒにてマネージャーを務めるオリヴァー・ミンツラフ代表にとって理想的な結果をまではいかなかった。最終的にブンデスリーガの再開への決議は5月6日にまで見送られているものの、ただそれでも「政治的なポジティブなシグナル」を考慮して、ライプツィヒでは来週火曜日からチーム練習を再開する見通しだ。

 それに向けて金曜日には最初のコロナ検査が行われ、来週月曜には2回目の検査が行われる予定。マルセル・ハルステンベルクは、「今度の土曜から、チームとスタッフで検疫に入る予定だ。施設に宿泊することになるかも。まだ議論中だよ。と “Sport im Osten”に対してコメント。7日から10日に及ぶ隔離期間について明かしている。

 なおリーグ戦再開に向けては、監督コーチらからは2週間のチーム練習を行う期間への希望が口にされているところだが、ミンツラフ代表は「思い通りに事が運べるような状況でもないだろう」とも。何より今、重要なことは「残り9試合を行うこと」としており、「サッカーはビジネス」であり、「我が国に置いて重要な経済の一旦を担っている」と言葉を続けた。コロナ危機による財政面への打撃はライプツィヒも例外なく被っており、「2000万ユーロを超える巨額な損失」となることを予想した。


 そのためこのコロナ危機がプロサッカー界の将来へと大きな影響を及ぼす可能性が高いと考えており、「ドイツサッカーリーグ機構のザイファート代表は必要とされる議論を開始した」とコメント。選手、そして代理人に対するサラリー面における上限制限を設けることが考えられる。また選手によるサラリーの一部返上はあ、コーチやマネジメントらが年末まで返上しているのと同様に、6月末日を超えても返上することになるともみているところだ。

 それでもライプツィヒでは、ダヨ・ウパメカノの売却へと迫られるとまでは見ておらず、ミンツラフ代表は「基本的には、クラブ自体はうまくできている」と評価。確かなことは、どの選手であっても決して、本来の価値以下で手放すようなことはないということ。むしろライプツィヒでは、ウパメカノとの契約の更新をめざしている。「ただ、契約満了により無償で手放すという選択肢はないがね」逆にライプツィヒの新戦力獲得に向けては、大きな動きが見られることは考えにくく、「まずは買う前に売らなくては」との考えを明言している。「まったく動きに出ない可能性だってあるよ」
 


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