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2020年06月08日

バラック氏、ヴェルナーのチェルシー移籍を強く後押し

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 まだ正式にティモ・ヴェルナーが、RBライプツィヒからFCチェルシーへと移籍することが、正式に発表されたということはない。だがそれも今週中には決着を見ると目されているところであり、そんな中かつてそのチェルシーでプレーした元ドイツ代表主将ミヒャエル・バラック氏が、今回の移籍に関して自らの考えを語った。

 基本的にバラック氏は今回の移籍について非常に前向きに捉えており、今回のステップは「双方にとって良い決断」とコメント。「ティモにとっては自分にするクラブだと思う。あそこのスタイルは彼向きだろう」との評価をスカイのTV番組に出演した際に述べている。

 これまでヴェルナーは今季リーグ戦25得点をマークしており、バイエルンのロベルト・レヴァンドフスキ(30得点)に次ぐ得点数を誇る。そんな24才のストライカーにとって、2006年から2010年にかけてチェルシーでプレーしたバラック氏は、「チェルシーでは、彼は出場機会を多く得られる可能性があるクラブを選択したと思う。」と説明。

 ここ数年はタイトル争いから離れている感のある同クラブではあるが、ここからの反撃への意欲をもち「チームは刷新され、確実に強化へと努めることだろう。再浮上をはかれるだけの多くの資金を手にしているクラブだ」と、バラック氏。「良い若いチームがそこに作られ、今後が非常に楽しみな存在だ」

 そしてヴェルナー自身にとっても、海外のトップクラブへの移籍は、代表チームにおけるキャリアを促進させるものでもあり、代表でのブレイクが待たれるヴェルナーについて「次のステップアップへとつながるだろう」と指摘。チェルシーへの移籍におより「ステータスが上がる」との考えを強調した。

 ただ当然それだけでドイツ代表へ自動的に選出されるというものではない。バラック氏は何よりも早く新たな環境に慣れることを期待しており、プレミアリーグでは「さらにより良い選手たちとプレーできることはポジティブな側面」ではあるが、「ドイツに比べてリズムは当然ながら激しさを増すもの。特にフォワードに対してはね。対人戦も多いんだ」と付け加えている。


 所属するライプツィヒにおいても、ヴェルナーの移籍に関する話題が上っているところであり、ケヴィン・カンプルは「ティモのことは好きだし、彼は良い奴さ。何があっても、彼のためを願っている」と、コメント。ナーゲルスマン監督は、「まだ何も聞いていないし、その必要もない。彼自身、まだ最終決断は下してはいないのだろう」としながらも、例外条項をもつ「ティモも含めて、何人かの選手については、そういうこともあるものさ」と、言葉を続けた。
 


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