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2020年07月20日

シーズン延期で買取義務解消?リーズの主張は法的に通用?

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 2017年当時、期待の若手フランス人選手として移籍金1600万ユーロを投じ5年契約で迎え入れた、ジャン=ケヴィン・オギュスタン。しかしその高い期待値に見合った活躍は見せられず、仏1部ASモナコ、そして今冬には英国2部リーズ・ユナイテッドへとレンタル移籍。その内容は、レンタル料400万ユーロにプラスする形で、2100万ユーロの買い取りオプションが付随するというものであり、「プレミア昇格に伴い、このオプションには行使義務が発生する」と、マルクス・クレーシェSDはkickerに対して説明した。

 そのためオギュスタンはもはや、ライプツィヒの選手としては考えられていないものの、だがイングランドではこのことについて、別の見方をしている。そして契約にあった6月末日までに、コロナ危機による中断の影響からプレミア昇格を確定させていなかったことから、今回の買い取り義務は発生しないというのがリーズ側の主張だ。ちなみにオギュスタンの不調はリーズ移籍後でも変わることはなく、最終的には3試合の短い時間の出場にとどまっており、実質的にみてプレミア昇格に貢献しているとはいえない。

 もしもリーズ側がこの考えを押し通すということになれば、法的論争に発展することは不可避であり、それはすでに2週間前にライプツィヒ側が口にしていたことでもある。このことについて、マンハイム大学の労働・スポーツ法を専門とする、フィリップ・フィッシュリンガー教授は「そうなった場合、ライプツィヒが勝利すると思いますね」とコメント。「少なくともドイツやスイスの法律で考慮してもそう言えます」と、言葉を続けた。

 そしてフィッシュリンガー教授は、さらに「もしもライプツィヒとリーズが、先にシーズンが延期されると仮に知っていたとしたら、それでも確実に彼らは期間を6月30日からずらすことに合意していたはずです」とも強調。そしてスイスの法律においても、「契約の補足解釈の概念」という部分でカバーされる案件なのだ。

トップメラー氏がアシスタントに


 RBライプツィヒはアシスタントとして、ディノ・トップメラー氏の就任を発表した。UEFAプロライセンスを取得する39歳は、ルクセンブルクのF91デュデリンゲンにて3度のリーグ制覇と2度の国内二冠を達成。ELでは同国史上初となるGL進出も果たした。クラウス・トップメラー氏の息子でもある同氏は、現役時代にはブンデス2部にて128試合に出場した経験もももつ(アウグスブルク、フランクフルト、ボーフム、オッフェンバッハ、ザールブリュッケン)。
 


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