ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年08月18日

師弟対決?ナーゲルスマン監督「それは大袈裟だよ」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 ネイマール、エムバペ、ディ・マリア、イカルディ・・・。錚々たる名前が連なるパリ・サンジェルマンの攻撃陣。火曜夜にチャンピオンズリーグ準決勝にてアンダードッグとして、立ち向かうことになるRBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督は、「我々にだって得点のチャンスはあると思うし、相手を苦しめることだってできると思っている。次へと進んで見せるという気持ちだよ」とコメント。あくまで「良いパフォーマンスというだけでは不十分」と強調しつつ、「120%状態にあってこそ」勝機を見いだせるとの見方を示した。

 当然のことながら試合を直前に控え、指揮官の口からその対策が明かされるようなことはなかったのだが、先日のアトレチコ・マドリー戦では攻撃時は3−3−3−1システムで相手を驚かせたように、自分がボールを持てば相手に攻撃はできないという信条の下、「待ち構えるだけ、ということは決してありえない」と指摘。「鍵の1つとなるのは、自ら仕掛けていくということだよ」

 一方で今回の対戦は、同じドイツ人指揮官同士による対決という意味合いだけでなく、13年前にはアウグスブルクのセカンドチームでトゥヘル氏が監督を務めていた際に、ナーゲルスマン氏は選手として当時在籍していた関係性も注目を集めているが、「私は彼の選手だった。それだけのことだよ」と説明。そして負傷に悩まされていたことで「お金を稼ぐために」スカウトとBユースでの指導も兼務しており、「トーマスからは、私の仕事ぶりは悪くは思われていなかったようだね」と振り返った。「実際より大袈裟にされているところがあるよ」

 確かに両者の関係はわずか1年間に渡るものではあるのだが、そんなナーゲルスマン監督の当時の仕事ぶりについて、当のトーマス・トゥヘル監督はその分析力に非凡な才能を感じていたとコメント。ただそれでも13年後にはCL決勝進出を賭け相見えるとは「思っていなかった」とも明かしており、おそらくそれは当時のナーゲルスマン氏にも予測不能だったはずだ。


  • ブンデスリーガ・各チーム情報