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2021年03月09日

いよいよ本領発揮、ライプツィヒに慣れてきたセルロート

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 週末にはほんの数時間ではあるが、一時バイエルンを交わして暫定首位へと立ったRBライプツィヒ。その好調ぶりは数字にも如実に現れており、最近6試合では全て勝利。週末に行われたSCフライブルク戦においても、堅守のチーム相手に苦戦を強いられたが「冷静さを保ち続けて」掴んだ勝利に、クレーシェSDの表情も明るい。

 特にここ3試合で目覚ましい活躍をみせはじめているのが、この期間の総得点7のうち5つに直接絡んでいる、アレクサンデル・セルロートだ。193cmと大型で空中戦、そしてスピードでも長けたスウェーデン人FWは、昨夏加入当初から思うような活躍をみせられない日々を過ごしていたものの、いわゆる”ケチャどば”効果でその呪縛から解放。「そうだといいね」と語ったナーゲルスマン監督は、「今の状態がいい」理由として、「前の所属先とは、全く異なるサッカーをしているからね」と説明した。

 ライプツィヒにおいてセルロートは、まず守備面において最初のディフェンダーとして、積極的にプレスを仕掛けていく必要があり、そしてオフェンス面においても、トラブゾンスポル時代とは比較にならない、タイトなスペースで、そして非常に多い頻度で、コンビネーションを展開していく必要がある。加えてコロナの影響で「あまり練習も思うようにできないからね。新加入選手には辛いところがあるよ」と指揮官。だがどうやらセルロートはこれに順応をみせているようで、「そう感じるよ」と選手自身もコメント。その再確認として次節の4位フランクフルト戦での活躍にも期待したいところだ。

ケヴィン・カンプル「読みのうまさが武器」

 またこの日に決まった3得点のうち、その全てに絡む活躍をみせていたのが、ベテランMFケヴィン・カンプルである。先制点と2点目については起点となり、3点目ではラストパスで御膳立て。「僕の強みは、読む力にある」と同選手。そして改めてチーム全体として「僕たちが全ての面で上回っていた」と胸を張っており、いまだ20失点のみとリーグ最強の守備力について、クレーシェSDも「我々は相手に隙を見せない。決して気を抜くことなく、戦い続けているね」と賛辞をおくっている。
 


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