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2021年03月19日

ライプツィヒが方針転換「契約最終年度に入る選手も出てくる」

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 今季のチャンピオンズリーグでは16強にてリヴァプールの前に屈したとはいえ、ブンデスリーガでは引き続き2位、ドイツ杯では王者バイエルン敗退の中で準決勝進出を果たすなど、初のタイトル獲得も視界に入ってきた、好調なシーズンを過ごすRBライプツィヒ。その理由について、マルクス・クレーシェSDは「選手層の厚さ」を挙げた。「1年を通して選手たちが、定位置争いをしっかり受け入れ取り組んでくれた。ベンチ入りした選手が試合に好影響を与える試合も多い」

 既に来季に向けたチームづくりも順調だ。今夏にバイエルンへと移籍するダヨ・ウパメカノの売却で得た4250万ユーロから、2000万ユーロを投じてアンヘリーノの買取り資金にあてており、さらにベンヤミン・ヘンリクスも買い取る場合には1500万ユーロをさらに投じることになる。

 昨夏の時点で獲得していたヨシュコ・バルディオルと、先日に無償でアヤックスから獲得したブライアン・ブロビーが今夏に加入。今は1500万ユーロを投じる形で、ストラスブールのモハメド・シマカンの獲得へと動いているところだ。つまり本来ライプツィヒが掲げる21選手よりも、むしろ2選手多い23選手が契約下にあるということであり、ここには現在レンタルで加入中のジャスティン・クライファートの名前は含まれていない。

 「ここから移籍を希望する選手もでてくるかもしれない、ただ今まではそういった選手はいなかったのだが」と、クレーシェSDはコメント。こういった背景もあって、来季まで契約を残す主力選手4人、2部時代から在籍し高い貢献度も大きく評価されるエミル・フォルスベリ、マルセル・サビッツァやマルセル・ハルステンベルク、そしてヴィリ・オルバンの動きに対しては慎重を期しているのである。

 これまでのライプツィヒであれば決して、無償で選手を売却するようなことはしなかった。それは昨夏のティモ・ヴェルナーやダヨ・ウパメカノからも見て取れたことだ。「原則として、我々は主力選手を無償で放出するようなことはしたくない」と強調するも、クレーシェSDは「最終契約年度に入る選手が出てくる可能性はある」とも認めた。

 ひとまずはヴィリ・オルバンに関しては延長交渉がスタートしているが、いずれにしてもどの選手に関しても言えることは、「今後の経過次第ということ。物事がどういう展開をみせていくのか、選手たちが自身の将来についてどう判断して、我々がどのように将来に向けたアプローチをしていくのか。それを見極めていくことになるよ」とクレーシェ氏は語った。
 


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