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2021年03月20日

ビーレフェルトよりパス成功数約8倍、主将オルバンはシーズン記録樹立

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 確かに昨晩に行われた昇格組、アルミニア・ビーレフェルト戦はRBライプツィヒにとって、ナーゲルスマン監督曰く「決して華々しさのある試合ではなかった」かもしれない。だが試合内容は決して悪いものではなく、ライプツィヒは最後まで主導権を譲ることなく、後半立ち上がりにビーレフェルトがみせた隙を逃さない成熟したパフォーマンスで、勝ち点3の確保に成功した。

 またこの試合で際立っていたのが、ライプツィヒがみせたパスの正確性である。この試合で合計896ものパスを出したライプツィヒでは、実にその91%に相当する814本が到達しており、これはビーレフェルトの199回の成功率、56%を遥かに凌駕するもので、到達数は111本とほぼ8倍の差をつけたことになる。
 
 そのうち3分の1以上に相当する、またビーレフェルト全体よりも3割増となる310本のパスを提供したのが、ヴィリ・オルバンとルーカス・クロスターマンによるCBだ。ちょうどこの日がブンデス100試合目となったクロスターマンは146回(成功率96%)、主将オルバンに至っては164回のパスを提供(94%)しており、今シーズンの最多記録136(レヴァークーゼンのタプソバ)を両選手共に更新していたのである。

 「それはすごいことだね」と、試合後DAZNとのインタビューに答えたオルバンは、その理由について「アルミニアが非常に深い位置に守っていた」ことと「かなり精力的に仕掛けていった」こと。そして「予想以上にかなりボールをもてていたこと」などを挙げ、ナーゲルスマン監督の手腕に賛辞を送っている。「ハーフタイムで適切な言葉をしっかりとかけて、完璧なプランを立案していたんだ。前半ではアウトサイドでの安定さに欠けていたのでね」

カンプルはバイエルン戦を欠場

 ただその千里眼をもってしても、ケヴィン・カンプルの交代時期については判断が遅かった。後半86分にカンプルを下げることになるのだが、わずかその2分前のプレーで5枚目の警告を受けてしまったのだ。「ケヴィンが警告を受ける感覚は全然なかった」と語ったナーゲルスマン監督はコメント。

 ピッチの内外に渡り重要性を示すベテランMFが、次節の首位攻防戦バイエルン・ミュンヘン戦にて欠場を余儀なくされることになったことを受け、「ぜひとも起用したかったのだが、サッカーではこういうこともある。今日もとても献身的で良いプレーを見せていただけに残念だ」と言葉を続けた。
 


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