ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年04月27日

ライプツィヒ、ナーゲルスマン監督放出は苦渋の決断

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 非常に早い展開で、月曜日にはユリアン・ナーゲルスマン監督のバイエルン・ミュンヘンへの移籍が発表された。そしてその後に開かれたプレスカンファレンスにて、出席したオリヴァー・ミンツラフ代表は「こういった会見を開かずに済んでいたなら、どれほど良かっただろうか」と語った。「決して全てのファンが理解してくれるようなものではないだろう。それでもなお、我々はユリアンの移籍に応じることにしたのだよ」

 その苦渋の決断を強いられた1つの理由が、2年前にTSGホッフェンハイムから例外条項を利用する形でナーゲルスマン監督を迎え入れた際、確かにライプツィヒでの契約には例外条項は付随しなかったとはいえ、ナーゲルスマン監督からミンツラフ代表へ、いつかバイエルンでの監督を務めたいという希望を伝えられたという。「我々は言葉も大切に扱う」とミンツラフ代表。

 そのため「もしも他のクラブであれば、決して我々としてはこの契約を終えようなどとはしなかっただろう」とも付け加えており、そしてバイエルン側に対しては2500万ユーロという、監督としては破格の移籍金を要求。「できれば、この要求に断りをいれてくれれば」そんな願いを抱き、「2300万ユーロなら決して応じるつもりはなかった」が、バイエルンはこれを受け入れて今回の発表へと至っている。

 すでにライプツィヒでは後任監督人事にも着手しているところであり、ミンツラフ代表によれば「3人の候補者がいる」とのこと。有力視されているのはRBザルツブルクにて2022年までの契約を残すジェシー・マーシュ監督であり、2018/19シーズンにはライプツィヒでACを務めた経験ももつ。本人もすでに前向きな発言も行った。

 また同じく『RBの遺伝子』を知るPSVアイントホーフェンのロジャー・シュミット監督も候補か。それ以外の候補は、降格間近のマインツを短期間で立て直し、前日バイエルン撃破も演じたボー・スウェンソン監督であり、ラルフ・ラングニック氏の復帰は今のところは考えにはない。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報