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2021年05月03日

ファン・ヒチャン、恩師マーシュ監督就任発表で風向きが一変

RB Leipzig
RBライプツィヒ
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 ドイツ杯準決勝ヴェルダー・ブレーメン戦では、通常時間の終盤より投入され、そしてロスタイムには先制点をマーク、さらに決勝弾もアシストした、RBライプツィヒのファン・ヒチャン。特に加入初年度となった今季では、怪我やコロナ感染などに見舞われ、思うような出場機会を得られていなかったのだが、試合後は自身のことよりむしろ「チームメイト、家族、そしてファンのみなさんが常に支えとなってくれた」と、周囲への感謝の気持ちを強調した。

 そんなファンの内面性について、ナーゲルスマン監督は「素晴らしい。試合後には私に、数えきれないほど感謝の気持ちを伝えていた。あれほど少ない出場時間のあとで、それを口にする選手はそういないと」とコメント。特にファンこの1年で苦労した背景には、典型的なカウンターサッカータイプのファンが、ナーゲルスマン監督が採用するポゼッションサッカーにおいて「多くを学ばなくてはならなかった」こともある。そこで首脳陣は1年間のレンタルも検討していたようだが、kickerが得た情報ではここ数日で大きくその風向きが変わった。ナーゲルスマン監督曰く「ファンを良く知る」ジェシー・マーシュ監督が、来季よりライプツィヒの監督へと就任することになったのだ。

 4−4−2システムから素早いカウンターサッカーを展開するそのスタイルは、まさにファンの長所にマッチしており、昨季そのザルツブルクで40試合で38得点をマーク。「初年度は思い通りとはいかなかったけど、諦めず自分に厳しく取り組んだ結果、こういう重要な得点に絡めて満足している」とkickerに振り返ったファンは、「夏にはクラブ、新監督と話し合うことになるでしょう。確かに僕のことをしるマーシュ監督の就任はマイナス要因ではない」と述べており、さらに「彼はクレバーでエネルギッシュな監督。昨季は共に素晴らしい仕事ができました」と賛辞を送った。
 


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