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2021年10月22日

マーシュ監督、ヘンリクスの不満公言にチクリ「だって知らないんだから」

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 先日ベンヤミン・ヘンリクスはRBライプツィヒのバックアップに甘んじる現状について、不満を露にすると共に移籍の可能性をも示唆する発言を行なっていたが、このことについてジェシー・マーシュ監督はkickerに対し、笑顔を浮かべつつ「彼とはね、結構いろいろ話したよ」とコメント。

 特にヘンリクスは以前、ファンから「なぜプレーしないのか」との質問を受け「ノーアイデア」とツイッターで返答したこともあり、「SNSなどで話しすぎなんだよね」と言葉を続け、確かにそれは選手が判断によるものだが「SNSでは常にポジティブであるべきだと思う」と指摘した。「その方が得るものが大きいと思うよ」

 それでは改めてなぜ移籍金1600万ユーロを投じてまで獲得した同選手がプレーできていないのか?そこには明確な理由がある。「彼は、東京五輪に出場できないか、と訪ねてきたんだ」と明かしたマーシュ監督は、「私はそれに賛成したが、ただそれによって彼は貴重なチームと共に準備をする期間を失ってしまった。そして負傷によって離脱している」と説明。

 つまりこの夏に就任したマーシュ監督にとってみれば、「正直なところ、私は君がもつクオリティがどれほどのもので、そしてどれだけチームに貢献できる選手なのかを知らないんだ、と本人に3・4週間前に伝えているよ。だって私はトレーニング以外の彼を直接見たことがないのだから」と強調する。

 むしろここのところは途中出場ながら、ピッチに立ったことは「そこで彼は良いパフォーマンスを見せている」と評価し、「パリ戦でも起用したのは、彼が練習を重ねるごとによくなり、出場の機会を得るに相応しいと判断したからだ」と説明。改めて週末のフュルト戦でも「オプション」であることを強調し、「ただ・・・、そうだね」とニヤリと笑ったマーシュ監督は、「たぶんまた、ベニーと話をすることになるだろうね」と語った。
 


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