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2018年10月22日

主将ベンダーから痛烈メッセージ、首脳陣は「冷静さ」強調

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 試合終了間際の土壇場で、ベララビの同点弾によって勝ち点1を確保したバイヤー・レヴァークーゼン。しかし残留争いの中にあるハノーファーを相手に、数的有利の中でのこの試合展開は、ホームに詰め掛けたファンたちの期待に応えたものではなかったようだ。試合終了後には選手たちに対して、ブーイングが浴びせられている。

 「あれは僕たちをサポートしてくれている人たちではないよ」と、TV局とのインタビューに語った主将ラース・ベンダーだが、それでもこの日の試合については「疑問を投げかけなくてはならない。本当に自分たちは90分間にわたってハードな取り組みができる用意があるのかと。みんなが思い描いていたようなものではなかったし、多くの場面で確信を十分にもてないままプレーしてしまったところがあった」と批判を展開した。


 これには守護神のルーカス・フラデツキーも同調。特に開始6分におとずれた、ヴェンデウがPKを決めきれなかった場面を振り返り「もしもあれが決まっていたら、また全然違う形にはなっていたんだろうけど」と前置きしながらも、「でもこんな戦い方を続けていてはね」と苦言を呈している。

 ちなみに今シーズン2度目のPKとなったヴェンデウは、前回のバイエルン戦では成功しており、この時までの成功率は4度のPKで3度成功と75%。今回の失敗によって6割にまで低下したが、しかし最近3シーズンと比較してみると、レヴァークーゼンは16回のPKチャンスで、わずか8回成功と50%の確率しか決めきれていないという問題がある。


 ハイコ・ヘアリヒ監督は「リードを奪えていたら」と惜しみつつ、「今日はあまりに物足りなかった」とコメント。ただ主将ベンダーが明確なメッセージを残した一方で、「無気力さをもったように見えた選手もいたかもしれないが、それにもいい部分という面もある。結果がよければ全て良し。そうじゃなければ言い訳を考えるものさ」との見方を示していた。

 また開幕から出ていた自身の進退問題については「人々が不満を感じるのは当然だ。ただそのことを私に質問するのはあやまりだよ」と述べていたが、そのルディ・フェラーSDは「落ち着いて監督には仕事をしてもらうようにしたい」と支持を表明している。「今は決して冷静さを欠いてはいけない。」
 


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