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2019年04月19日

ベララビ離脱でシステムの大幅な変更、アラリオとパウリーニョは苦しい立場に

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 負傷したカリム・ベララビの穴埋めとして、バイヤー・レヴァークーゼンのペーター・ボシュ監督には十分なオプションが手元に控えてはいるのだが、しかしながら週末のVfBシュトゥットガルト戦で採用したのはシステムの大幅な変更、4−3−3から3−6−1への切り替えだった。

 そこでボシュ監督は3バックにターとスウェン・ベンダーとヴェンデウ、中盤にはバウムガルトリンガー、アランギス、ブラント、ハヴェルツと機動力に優れた選手たちを配置し、その両脇を右サイドではサイドバックのヴァイザーがやや守備的に、左サイドではウィングのベイリーがやや攻撃的にプレー。トップの位置にはケヴィン・フォランドが入った。

 そしてその結果、今回の試合でレヴァークーゼンは久々に無失点。ボシュ監督下では12試合で3試合目となるが、ミッチェル・ヴァイザーは「守備的にはこの試合でようやく良いところを見せられたね」と安堵の表情をうかべ、「これは好影響をもたらしてくれるものだよ」とコメント。ただしニュルンベルク戦でもこのシステムを採用するかについては「見て見ることになるだろうね」と言葉を続けている。

 ただその一方で今回のシステム変更は、別の見方をするなら本来ならば、ベララビと単純に入れ替えられたはずの若手ブラジル人パウリーニョ、またフォランドを単純にベララビの位置にスライドして、トップに起用されることも可能だったFWルーカス・アラリオの立場の苦しさを表したものだったともいえるだろう。
 


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