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2020年05月20日

2020年となり得点、アシスト量産態勢のカイ・ハヴェルツ

Bayer 04 Leverkusen
バイヤー 04 レヴァークーゼン
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 カイ・ハヴェルツがもつその存在感は、コロナ危機による2ヶ月の中断期間を経ても、不慣れなセンターフォワードでのプレーであっても、そしてこの日に自身がもつクラブ最年少ブンデスデビュー記録をヴィルツに抜かれても、決して色あせるようなことはなかった。月曜日に行われたヴェルダー・ブレーメン戦にて、レヴァークーゼンは4得点快勝を納めており、そのなかでハヴェルツは2得点をマーク。今年に入ってからは14試合で9得点7アシスト、なかでも最近9試合では7得点6アシストとまさに量産体制に入っているところだ。

 だがハヴェルツ自身はむしろ、アシストをしたディアビーに対する賛辞をおくっており、「1vs1から見事なクロスを供給してくれた彼を称賛すべきだよ。あそこで得点を決めることは、決して難しいものではなかったのだから」と、先制点の場面についてコメント。ボシュ監督自身も、この日に「特別な選手」であるハヴェルツが「ベストパフォーマンスをした」とは見ておらず、「彼なら、もっともっと良いプレーができる。それはわかっているんだ」と、世界が注目するドイツ期待の新星に対してさらなる飛躍を期した。

 ただハヴェルツのみならず、指揮官はこの日に快勝をおさめたチームに対しても「ずっと良いパフォーマンスができていたわけではないよ。勝利にはふさわしかったが。これにはリズムが関係していると思うが、不用意なロストも見受けられていたよ。ただブレーメンでの4−1という結果には満足できないはずはないがね」と、言葉を続けている。

 なにより今回の勝利が意味するところは、ブンデス初の無観客試合となったブンデスリーガ第26節において、フライブルクと痛み分けに終わったライプツィヒを除き上位は順当に勝ち点を重ねていったということであり、そして5位につけるレヴァークーゼンにとっては4位に転落したライプツィヒとの勝ち点差を1にまで縮めることに成功し、次節の3位グラードバッハとの直接対決次第では3位浮上もあるということ。

 「グラードバッハは今はとても状態が良い。それは結果からも見て取れることだよ。」と語ったハヴェルツは、「絶対に勝たなくてはいけないトップマッチとなる。ただ僕たちも今シーズンはとても調子が良いし、中断明けでもそこに変わりがないところを示して見せた」と意気込みをみせた。後半戦からギアをあげたハヴェルツと共に、レヴァークーゼンは最近7試合で勝ち点19を荒稼ぎしており、今季も大きな夢を胸にシーズンのラストスパートへと突入する。
 


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