今夏を賑わせたこの話題も遂に最終局面を迎えた。バイヤー・レヴァークーゼンは金曜正午、カイ・ハヴェルツがＦＣチェルシーへの移籍に備えるために、ドイツ代表から離脱したことをクラブ公式Twitterにて発表。「今回の措置は、レヴァークーゼンとドイツ代表首脳陣との合意の下で行われています。」

　さらにクラブ公式サイトでは、マネージャーを務めるルディ・フェラー氏が「ここ数日、オリヴァー・ビアホフ氏や、ヨアヒム・レーヴ監督との話し合いをしてきたんだ」と明かしており、「ドイツ代表では選手、そしてクラブとしての我々の特別な状況というものを理解してくれている。」と感謝の気持ちを示している。

　昨日行われたスペイン代表戦では、負傷により移籍を危うくしないよう、クラブ側の要請と本人の意向により欠場となっており、これでドイツ人選手として史上最高額となる、１億ユーロでの移籍選手の誕生ということに。なお確かにこの移籍金は基本金額と成果に応じたボーナスで構成されているものの、その条件はタイトル獲得のような類ではなくほぼ確実性のあるオプションだ。
　　

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