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2021年02月19日

「素人並のプレー」を露呈したレヴァークーゼン。ボシュ監督「私の責任だ」

Bayer 04 Leverkusen
バイヤー 04 レヴァークーゼン
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 2週間前にはドイツ杯16強にてブンデス4部相当ロート=ヴァイス・エッセンの前に敗戦、さらに先週末のブンデス17位1.FSVマインツ05戦では2−2のドローに終わっただけでなく、2019年1月就任以来「最悪のパフォーマンスだった」とまで語っていた、ペーター・ボシュ監督。だがそれをさらに下回るパフォーマンスを、わずか5日後に目にすることになるとは想像もしえなかったことだろう。ヴァンクドルフ・シュタディオンにてヤングボーイズ・ベルンを相手にみせたものは、まさに「もっと悪いパフォーマンスもできたということ、それを証明してみせた」試合となってしまった。

 とりわけ「2つのセットプレーでの失点の場面では、我々は素人並みのディフェンスをみせてしまった。そして前半のうちにはさらに失点を重ねてしまったんだ」と振り返ったように、デミルバイ、ヴィルツと中盤を攻撃的布陣で臨んだものの、全くバランスが取れずに、ロストを犯す度にヤングボーイズから危険なカウンターを食らう結果に。CBコンビを形成したターとドラゴヴィッチは幾度となく、1vs1の状況に置かれ、そして時には為すすべなく屈する姿もみせている。

 ただボシュ監督は決して、その理由を選手たち自身へと押し付けるようなことはしない。むしろその逆だ。「前半のことについては説明などつかないよ。悪い準備をしてしまったからだろう。その責任は私にある」とコメント。過密日程による選手の大幅な入れ替えも言い訳にはせず「おそらく私はミスをおかしてしまったのだろう。そしてチームはうまくプレーができなくなってしまった。そうじゃないと、あれほど酷い立ち上がりなどみせるはずがない」と言葉を続けた。
 
 それでもレヴァークーゼンは後半からシステムを変更、エドモンド・タプソバを投入して4バックから3バックへと修正すると、まさにこの采配が功を奏する結果となり、パトリック・シックの2得点、さらにはディアビーによるゴールで一気に、3−3の同点へと追いついてみせる。だが昨年末にはリーグ戦首位にも立つ快進撃をみせた頃のような、一貫性や安定感は今のレヴァークーゼンでは失われてしまったようだ。またしても連携ミスからヤングボーイズに4点目を献上。これが決勝点となり、アウェイゴール3点の奮闘虚しく、勝利を得られないまま帰途についている。

 「開始から30分については決してよくなかった。レヴァークーゼンの監督として決して目にしたいとは思えないものだ」と振り返ったボシュ監督は、これから大仕事へと着手することになり「当然ながら不安はある。こんな戦いぶりでは勝利など無理だ。私は常にポゼッションから試合をコントロールしていきたいが、あのような守備、あのようにロストを犯してしまうと、試合をコントロールすることもままならないよ」とコメント。

 「このところへのリアクションを、すぐに見せていかないといけない」と要求しており、「後半で入れ替えを行ってからは、選手たちは別の顔をみせてくれたんだ。それでも何もかもがうまくいったわけではないがね。しかし良いプレーはすでにみせているということだよ。それに10日前のシュトゥットガルト戦では、とても良いパフォーマンスをみせていたではないか。我々はまたそれができる、それも素早くね。私を信じてくれ」と語った。
 


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