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2021年03月12日

複雑なレヴァークーゼンの右サイドバック事情

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 確かにバイヤー・レヴァークーゼンでは、右サイドバックとして見込まれている選手が6人も存在する。ラース・ベンダー、サンティアゴ・アリアス、ティモシー・フォス・メンサー、ミッチェル・ヴァイザー、そしてジェレミー・フリンポンと、いまはCBからコンバートされているアレクサンダー・ドラゴヴィッチだ。

 しかしながらその実情は、アリアス(足首)、ベンダー(半月場)、フォス・メンサー(十字靭帯)らが負傷のために離脱中であり、ヴァイザーは復帰しているとはいえ長期離脱明け。短期的にどこまでいけるか計算が立たない上に、長期的にみてもレヴァークーゼンでは、ヴァイザーを今冬にも手放す用意あったことから計算は立たない。

 加えてベンダーは双子のスウェンと共に今季限りで引退。アリアスのレンタルは今季いっぱいまでで、フォス・メンサーの復帰時期は11月が見込まれているところ。ドラゴヴィッチは今季で契約満了を迎える。つまりは短期、長期的にみても、レヴァークーゼンでは20才のフリンポンへとかかる期待が大きいということ。

 ただ本来はウィングとしてもプレー可能な攻撃的なDFは、グラードバッハ戦ではオフサイドに救われたもののあわやPKという問題も露呈。それでも週末の昇格組ビーレフェルト戦ということもあり、ボシュ監督は守備的なドラゴヴィッチよりも敢えて、フリンポンを起用する可能性が高いだろう。ベンダーの復帰が見込まれる4月上旬からは、やりくりも多少緩和されるはずだ。

 だが来季はどうか。特にフリンポンはこれまで、オフェンス面でいいところをみせていたころから、SBはバックアップ的な役割が考えられ、またメンサーはCBとしての契約ということからも、経験豊富なサイドバックが求められている。
 


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