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2021年03月23日

レヴァークーゼン、ボシュ監督解任。ヴォルフ監督が就任へ

Bayer 04 Leverkusen
バイヤー 04 レヴァークーゼン
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 バイヤー・レヴァークーゼンは火曜、ペーター・ボシュ監督を解任し、少なくとも今シーズンいっぱいまでは、ハネス・ヴォルフ監督体制で臨むことを明らかにした。

 これは欧州の舞台を視野に入れながら、最近みせる不振を受けての苦渋の決断であり、ボシュ監督への支持を表明していたマネージャーのルディ・フェラー氏は、「ここ数週間の展開を考えると、ボシュ監督との別れはもはや避けられないという結論に至った」と説明した。

 アルミニア・ビーレフェルト戦での敗退に続き、週末に行われたヘルタ・ベルリン戦でも、残留争いに喘ぐ下位のクラブを相手に3−0で敗戦。崩壊の兆しが感じられており、現在の状況を改めて非常に率直に分析を行った首脳陣としては、事態の好転をはかるため舵を切らなくてはならないところにまで来たと判断されている。

 その後を受け継ぐことになるのが、ヴォルフ監督だ。直近ではドイツU18にて監督を務めており、アシスタントには10年ぶりに復帰となるペーター・ヘルマン氏が就任。ヴォルフ新監督は「私にとってみれば、レヴァークーゼンはただのクラブにとどまるものではない」とコメント。

 「ドイツサッカー界において長年に渡り、魅力的な場所の1つであり続けるクラブだ。非常に野心的で、そして非常に有能なエキサイティングなチームがある。国際舞台へ飛躍するポテンシャルが十分に備わっている」と、言葉を続けた。


 ヴォルフ監督はこれまで、ボルシア・ドルトムントでのユース監督を経て、VfBシュトゥットガルトにてトップチームの監督へと主任。そこで1部昇格を果たしたものの、その後に就任したハンブルガーSVでは同様の結果を得ることができなかった。その後にベルギー1部ヘンクを経て、ドイツU18監督を務めている。

 一方のボシュ監督は2019年1月に、ヘアリヒ監督の後任としてレヴァークーゼンの監督へと就任。そこから後半戦で大躍進を遂げて9位から4位へと急浮上。CL出場権の獲得をもはたしてみせた。翌年にもヨーロッパリーグ出場権を獲得。開幕前にはハヴェルツやフォランドらの移籍、そして度重なる離脱者という苦難の中、今季は第11節、第12節と首位に立つ戦いぶりをみせていた。

 就任会見にて、ヴォルフ監督は「選手たちにエネルギーを与え。完全に集中して喜びを感じながらプレーでき、軽快なパフォーマンスで力を発揮できるようにしていかなくてはいけない。またポゼッションも重要だ。気迫だけでなく、それをうまく調整していく必要もあるからね」と述べ、TV解説も経験し「外から改めてみて分析を行い、深みが増した」とも強調。

 招聘の話を聞いた時には、「すぐにやる気がわいてきた」と明かしており、短期契約ながら代表との契約も残す中で「プレッシャーに晒されないのも好材料」との見方を示した。「サッカーでは長期計画を立てにくいし、先のことを考えすぎても意味がない」
 


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