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2021年08月01日

レヴァークーゼン、アズムン獲得見送り、アラリオと延長か

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 状況は至ってシンプルなものだった。これから契約最終年度に入るルーカス・アラリオは売却候補となり、そしてその後継者として既に、ゼニト・サンクトペテルブルク所属の、イラン代表FWサルダル・アズムンに白羽の矢が立っていたのだ。しかしながらこの夏にこの動きが実際に起こることは、おそらく無い。

 アズムン獲得に際してレヴァークーゼン側は、サラリーも含め総額3000万ユーロ程度を必要とすることから、現在ではひとまず棚上げされているところ。無論アラリオを来夏に無償で放出する考えはなく、ジョエル・ポーヤンパロにも退団の可能性が指摘され、レオン・ベイリーの売却によって手にする移籍金(3200万ユーロ+ボーナス)によって対応の余地はある。

 だがその穴埋めとしてウィンガーも模索しなくてはならず、またパトリック・シックとアラリオによる布陣は高いクオリティをもった厚みのあるものだ。加えてクラブ内ではアラリオに対する強い支持者も存在しており、kickerが得た情報によれば既に延長で合意している模様。契約には例外条項も含まれる見通しだが、それでも上記のトータルパッケージでみて、レヴァークーゼンにとっては良いディールであることに変わりはない。

 また左サイドバックのヴェンデウについても、この夏では移籍の可能性が指摘されているところ。ただその移籍金を捻出するため、獲得を目指しているベンフィカ・リスボンとしては、まずはアレハンドロ・グリマルドを売却しなくてはならない。ちなみにヴェンデウがここのところテストマッチを欠場したのは、移籍が理由ではなくアキレス腱の負傷によるもので、月曜日から練習復帰の見通しとなっている。
 


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