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2018年10月09日

惜しくもPK獲得ならなかった若手ブルカルトに、マインツからは賞賛の声

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 週末に行われたヘルタ・ベルリン戦では、最終的に無得点による痛み分けに終わった1.FSVマインツ05。だがこの試合で特に注目を集める結果となったプレーが、前半43分にペナルティエリアへドリブルで侵入したヨナタン・ブルカルトに対する、相手MFペア・シェルブレッドのファウルをめぐる主審の判断である。

 「あのとき、ベルリンの守備陣の中でスペースを見つけて、そこにドリブルで侵入を試みたんだ。そこでコンタクトがあって、僕は倒されることとなってしまったよ。にもかかわらず、PKにはならずプレーが続行されたことには驚きを感じたね」と同選手はコメント。

 ただこのことについて、VAR導入プロジェクトを担当する元ブンデスリーガ審判員ヨッヘン・ドレース氏は「主審のシュラーガー氏からビデオ判定審判員に対して、コンタクトは確認したがPKとするには不十分なものだと判断した、とのメッセージが伝えられた。そしてビデオ判定審判員が確認を行い、それに対して100%の反論を行えるだけの材料がなかったからそのまま続行させた。これはビデオ判定審判員の本来あるべき姿だ」と説明した。

 一方でマインツの副主将シュテファン・ベルは、「ああいうところで、ドリブルで仕掛けていける選手がいる、ということが重要だよね。僕たちにはそういうタイプの選手が不足していた」と2000年生まれの若きFWへ賛辞をおくり、サンドロ・シュヴァルツ監督もタフなスケジュールの中で奮闘をみせる18才に対して「彼がフレッシュな状態にあれば、そのクオリティをチームにもたらしてくれる存在だよ」との評価を述べている。
 


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