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2019年08月08日

FW離脱相次ぐマインツ、リヴァプールからアウォニイをレンタル

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 昨季のチーム得点王ジャン=フィリッペ・マテタ、そして新加入のチ・ドンウォンが今夏に負傷し長期離脱へと入った、1.FSVマインツ05。そのためマネージャーを務めるシュレーダー氏は、レンタルでのFWの補強を目指しているところだったが、その答えをかつての指揮官ユルゲン・クロップ監督率いる、昨季のCL王者FCリヴァプールより見出した。

 タイウォ・アウォニイを1年間の期限付きで獲得。リヴァプールではU23に属する21才のFWは、昨シーズンではKAAヘントと、ムスクロンとベルギー1部へレンタル移籍。そこで公式戦32試合に出場して、11得点(いずれもムスクロン)3アシストをマークしており、ヨーロッパリーグ予選では4試合でピッチに立った。

 なおリヴァプールはこれまで、同選手を6度レンタル煮出しており、その最初は2015年9月、当時ブンデス2部のFSVフランクフルトだった。当時18才だったアウォニィは、そこで13試合に出場。21才となったナイジェリア・ユース代表に対しては、マインツではマテタ、チの抜けたFWの穴埋めが期待されており、レンタル料は50万ユーロとなる。


 サンドロ・シュヴァルツ監督は、先日獲得したジェリー・シン・ジュステと共に、週末のドイツ杯初戦にて早速「両選手ともに、所属先で準備期間を過ごしていたし、万全だ。練習をみていくことにはなるが、おそらくメンバー入りはすることだろう。先発はあまりないだろうが」とコメント。さらに同じく新戦力で、大腿筋の問題から復調したエジミウソン・フェルナンデスも、ロビン・クアイソンやヨナタン・ブルカルトと共に再びオプションになっているところだ。

 マネージャーを務めるシュレーダー氏は「重要なことは、我々はいいシーズンを戦うための、その土台づくりができたということ。チームに非常に満足している。負傷者が出たことは残念だが、それに関わらずね」と述べ、「ただそれでも移籍市場ではまだ何かが起こる可能性がある。そこへの準備はしておかないと」とも強調した。


 またカイザースラウテンルンとのドイツ杯初戦に向け、シュヴァルツ監督は「普段より多くのメッセージが届いており、この試合の重要性を伝えているよ。気持ちの入った試合になる。我々としては優位であることを示し、気迫溢れるプレーをピッチでみせていきたい」と語っている。「ドイツ杯にはとても真摯に臨んでいる。少ない試合で大きな結果を得られるからね」

 特にマインツ生まれの指揮官は、ダービーとも言われるこの試合の意味を理解しており「特別な雰囲気に包まれることだろう。重要なことは冷静さを保つこと」と述べ、格下が相手ながら敵地でのワンマッチの怖さについても強調。一方でダニー・ラッツァが主将になることが明らかとなっており、副主将にはダニエル・ブロシンスキとムサ・ニャカテが就任。その他の選手評議会メンバーにはシュテファン・ベルとアレクサンダー・ハック、ジャン=パウル・ボエチウス、レアンドロ・バレイロが名を連ねた。


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