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2020年05月11日

ブンデス再開にも、選手の関わり方に苦言を呈すスボティッチ

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1. FCウニオン・ベルリン
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 1.FCウニオン・ベルリンに所属するネヴェン・スボティッチは、BBCとのインタビューの中で、ブンデスリーガ再開に対してある苦言を呈していたが、さらにドイチュラントラジオに対しても選手側の立場が弱いことに警鐘を鳴らしている。

 「何も聞かれるようなことはなかった」と、31歳のベテランセンターバックは語った。スボティッチの知る限りでは、今回のリーグ戦再開にあたって選手側から影響を与えることは何もなかったという。一方でイタリアやイングランドでは選手会を無視することなどできず、そのためドイツでの状況を憂いているところだ。なおブンデス1部2部については決定を聞くばかりとなった選手会だが、今は3部や4部相当に集中している。

 ただ基本的にスボティッチは、ドイツサッカーリーグ機構が掲げる衛生管理コンセプトにも保健局にも信頼を置いており、このことこそ何よりも重要なこと。特に最近では、ヘルタのカルーが投稿した動画が話題となっており、「あれをみた時、最初は息を飲んだね。何が起こっているのかと。」そしてこれが例外的なことで済むように切に願っているところだ。


 さらにここのところブンデスリーガでは、いったい選手やスタッフたちには、どういった形でリーグ戦参加・不参加の意思を尊重するのかという話題がヒートアップ。特に自身や身の回りの家族に持病や、感染におけるリスクや不安の高さなどがある場合などが考えられる。スボティッチ自身も、コロナウィルス感染に「基本的な恐怖感」を感じていることを認め安全対策は万全を期してきたとしつつも、そういった恐れは自身にはないとのこと。
 
 スボティッチのみならず、選手間でも同様の不安は拭い去れないところだろうが、だが1.FSVマインツにて、マネージャーを務めるルーヴェン・シュレーダー氏によれば、「全ての選手、コーチ、スタッフらに対して、いつでも参加を辞退できることを同意する書面を渡しているし、必要な医学的情報は個人的な話のなかで、必要に応じて提供がなされているよ。」と、kickerに対して説明。FCシャルケ04のヨッヘン・シュナイダーSDやRBライプツィヒのマルクス・クレーシェSDも同様の発言を行っており、ケルンのアレクサンダー・ヴェーレ代表も「健康が何よりも重要視されるものだ」と強調した。
 


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