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2020年06月02日

元マインツ、サンドロ・シュヴァルツ。人生初の監督解任の胸中を語る

1. FSV Mainz 05
1. FSVマインツ05
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 2シーズンと11試合に渡って1.FSVマインツ05の指揮官としてチームを率いた、サンドロ・シュヴァルツ氏。2019年11月にチームを後にして以降、ここまで沈黙を続けてきた41才だが、火曜発売のkicker誌にて人生初となった監督解任劇の、その胸中を語った。

 「その直後というのは、気持ちの面で非常に難しいものがあったね」と振り返った、同氏。「自分にとっては、初めての監督解任を経験したんだ。あれはかなりメンタルにくるものだよ。自分が敗北者であるという、そういう感覚に襲われたんだ。そしてそれは、数週間にわたって続いたんだよ」
 
 特にマインツ出身でもあるシュヴァルツ監督にとっては、この不慣れな状況への対応は「非常に時間のかかる」ものでもあった。「まず最初に非常に動揺される。そして大きな失意へと襲われる。だから私は、意図的にサッカーからも、そして公からも距離を置いたんだ。この問題について、自分でしっかりと向き合う必要があったんだ」

 そして「新たな意欲が沸き始めてきたのは、今年に入ってからのことだった」と、シュヴァルツ監督。「今シーズンと、その前の2シーズンについて、改めて振り替えられるようになったよ」そしてそのなかで何がうまくいき、そして何がうまくいかなかったか、その答えを自ら見出していくということ。「それでもね、マインツでの監督解任からの傷が癒えるには、ある程度の時間を要するものだったよ」と、シュヴァルツ監督は述べており、「気持ちの切り替えをはかれた、といえる時期はそんなに前の話ではない」とも。

 「振り返る期間を終えたとき、はじめてこの時代に幕が下されたように思う。ただ私がこれほどの時間を必要としたのは、マインツというクラブが、私にとってあまりにも深くつながっていたからだと思うよ」と、選手としても監督としても、ユースチームからトップチームへの階段を駆け上がった、地元クラブへの想いを語った。
 


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