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2020年07月06日

リヴァプールからレンタルしたアウォニィ残留を目指す、マインツ

1. FSV Mainz 05
1. FSVマインツ05
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 基本的に人材過多にある1.FSVマインツにおいて、マネージャーを務めるルーヴェン・シュレーダー氏が縮小化へ動きをみせることは理解できるものだ。しかしながらそれでも、タイウォ・アウォニイについては例外的な対応をとることだろう。もしもマインツにとって適切な条件さえ揃うならば。

 昨シーズン下位争いを強いられたマインツにおいて、特に大きな話題の1つとなったのが、チームとの共感という部分だ。だがシュレーダー氏は、「タイウォは完全移籍で獲得したわけではなかったが、彼はチームとの共感という点で象徴的存在だよ。チーム内で声高に、選手としてクラブのためにできることを表現していた。いかに彼がスポーツマンであるか、その人間性も容易に見て取れるというものだよ。定位置争いからメンバー外となることもあったが、それでも毎回の練習では前に出て取り組んでおり、我々は彼に対して満足していることをしっかりと伝えている」と、明かした。

 そして後半戦になりようやくその才能を開花させたアウォニィは、第31節のアウグスブルク戦にて重度の脳震盪を抱えシーズンを終えるまで、マインツにて先発メンバーにまで飛躍を遂げており、また負傷に関しても幸い大事には至らず、ただ最後の3試合は外から見守ることしかできていない。果たしてこれが、アウォニィにとって最後の姿となってしまうのか?シュレーダー氏は、条件次第で「残留も想像できる」としており、実際にリヴァプールではこれまで同選手をレンタル。いまだリヴァプールではプレーした経験はなく、おそらく今季もその状況に変化は起こらないだろう。そのためマインツには確かに、アウォニィ残留への現実味はあるといえる。
 


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